Ferrari 599GTB

FIORANO

メーカー・スケール フジミ 1/24 リアルスポーツカーシリーズbT0
車種名 フェラーリ 599GTB フィオラーノ
製作時期 2007.04.17〜〜2007.08.12
定価・お薦め度 2730円(税込) ★★★★☆(4)
コメント 最近のフジミ製のキットは目を見張る物がある。このキットも期待を裏切らない素晴らしい出来。ちょっと前までのフジミでは考えられないクオリティーの進歩。新しいキットを買うたびにフジミの気合いが増してくるような感を与えてくれる、そう思わせる今年の新金型キットがフェラーリ599GTBフィオラーノです。
2006年ジュネーブモーターショーで発表されたフェラーリ599。まだまだ実車をお目にかかる事は出来ないニューマシンをフジミがいち早くリサーチし、発売してくれました。599とはなんぞや?と、フジミから新作・新金型のリリースを受けた時、思ったくらい。ニューマシンを手元のコレクションに加える事が出来るのですからフェラーリが好きな人にとっては嬉しい限りです。

さて、実車についてですがF1で培った最新の技術をおしみになく投入され、ギアシフトに要する時間はたったの0.1秒。0−100mkm/hを僅か3.7秒と公道を走るF1マシンと言っても良いでしょう。65°V12気筒エンジンはエンツォフェラーリに搭載されている物と同じで、フェラーリとしてはフロントエンジンモデルで330km/hの最高速は初という。また、エアロダイナミックスにもF1の技術が投入され、ボディー全体でダウンフォースを生み出す設計。最高速では190sものダウンフォースを発生し、高速域でも安定したハンドリングを得る事が出来ます。エンジンの総排気量は6L(5,999cc)。その排気量から599というネーミングが与えられました。

キットですが、先述したとおり素晴らしい出来。パーツの合いが悪いところはほぼ無く、あったとしても若干の摺り合わせを行えば問題ない程度。ピチ・パタと気持ちいいくらいにはまるので、ストレス無く組み上げる事が出来ます。また、複雑な形状ヘッドライトも、複数のパーツ割りでリアルに再現。着色済みクリアーパーツで誰でも簡単に格好良く仕上げる事が出来ます。
ただ、ホイールの設計間違いかそのまま組んでしまうとホイールのリブの外側にタイヤがはみ出してしまうと言う事態に。せっかく完璧かと思われたキットにも落とし穴が。この辺は、ホイールの逆側に付いている突起部を切り落としてあげれば問題が解決されるので大した問題ではありません。
塗装に関しては、このマシン特有のCピラー形状で、Cピラー部を先に接着するか後に接着するか非常に迷いますが、ボディーの塗装を綺麗に合わせたいので有れば先に接着した方が良いでしょう。その選択をすると、ウェザーストリップの塗装が困難になってしまうのでどちらを選択しても一長一短です。このキットの最大の難点はここでしょう。

今回の製作は本当に楽しく製作する事が出来ました。フジミ模型に関しては経営の方であまり良い噂を聞かないので、ここは一つ、フジミのキットを買って、フジミの進化を味わってみてはいかがでしょうか。損はしないと思いますよ。なんだかんだ言っても、日本の模型メーカーにフジミは必要です。カーモデル業界に活気を与えているのはフジミ模型ですから。