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PORSCHE 911GT1

メーカー・スケール タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズbP86
車種名 ポルシェ 911GT1
製作時期 2006.04.29〜2006.08.01
定価・お薦め度 2100円(税込) ★★★☆☆(3)
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モータースポーツの世界三大イベントと言えばF1のモナコGP、インディー500マイルレース、そしてル・マン24時間レース。そのル・マン24時間レースで自社の技術力の高さをアピールしてきたポルシェはル・マンの歴史の中で、華やかな戦績を収めてきたメーカーの一つです。88年のレースを最後にワークス活動から撤退していたポルシェが96年、再びル・マン24時間レースに帰ってきた。そのレースで満を持して投入したがの911GT1です。エンジンは4バルブDOHC3.2リッター水冷式水平対向6気筒、ターボチャージャーを2基組み合わせ600馬力を発揮するモンスターマシン。デビューイヤーの96年は優勝こそ逃しましたが2位・3位を占め、他メーカーを圧倒させました。

さて、そんな911GT1のマシンをタミヤからリリースされました。キット自体はとても組みやすく、とても精密に仕上げることが出来ます。また、組み立てながらサスペンションの構造や180度バンクの水平対向エンジンも確認できるのでメカニックになった気分になれます。パーツ同士の精度も驚くほど良く、合いが悪いと言うことはありません。この辺はタミヤクオリティーですね。ただ、良いところばかりでもありません。基本的にパーツ同士の合いは良いのですが、シャシーとボディーの合いが今一のような感じがしました。私は強制的に瞬間接着剤を使用して無理矢理固定しました。更に気になる点はメッキパーツが複数用意されていますが、ランナーの切り離し部が完成時に目立つ位置に来たり、パーツ同士の合わせ目部も完成時に目に付く位置に来たりします。この辺をもう少し考えてくれればと思いました。私は無視してそのまま組み立ててしまいましたが。これから作られる方はメッキを落として、合わせ目ライン、ゲート処理をして塗装した方が仕上がりは格段に良くなると思います。

今回の製作はゴールデンウイークで、何か1台でも完成させようと、軽い気持ちで短期間で作る予定でしたが、なかなか塗装の塗り分け等に時間がかかり、結局放置期間も含めて3ヶ月もかかってしまいました。エンジン付きキットはやはり甘く見てはいきませんね。ゆとりを持ってじっくり製作しなければならないと改めて思い知らされました。

また、今回はただ普通につくるのでは面白くないと思い、初めての試みを取り入れてみました。まずはエンジンのパイピング。今までは素組みオンリーで来たわけですが、せっかくのエンジン付きキットなので少しでもプラグコードを追加しようとチャレンジしてみました。ところが、資料を見れば見るほど頭を悩ますばかり。結局、色々やろうと考えるにつれてモチベーションも下がり、製作時間が延び延びになってしまうという結果となりました。施したパイピングも大した物ではありませんが、取りあえず初めてとしてはこのぐらいが良かったのでは?と思います。
もう一つ、初めての試みとしてソフト99から出ている実車用クリアーの使用。これまでクリアーのツヤの衰退化に疑問を持ち始めていたので、何か違う素材はないかと思い使ってみたのですが、やはり実車用塗料ということもあって模型には厳しい結果となりました。見事にデカールが縮んでしまうというトラブル。これで更にモチベーションが下がってしまいました。しかし、硬化後の固さはピカイチで光沢もなかなかなもの。上手く使いこなせるようになれば、これにかなうクリアーは無いのではないでしょうか(ウレタンクリアーを除く)。これから今回の失敗を教訓にもっと研究していきたいと思います。必ず自分の物にしますよ。

他に若干のディテールアップを施しましたが、素組みで組んでもキットの組成は抜群なので、まだ製作してない方は作られてはいかがでしょうか?エンジンの組み立ては立体パズルのようで作っていても楽しいですよ。ただ、エキゾストノートパイプ等は接着が難しいので有る程度慣れてきたくらいに作るのが良いかも知れません。慣れて無いと上手く接着できなくていらつく結果になるかも知れませんからね。またインテリア、シャシーの塗り分けも面倒なのでそういう意味で、★は3っつとしました。慣れてきた時のステップアップとして作るにはちょうど良いキットです。