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FIAT500 F1GP VERSION

メーカー・スケール フジミ 1/24 リアルスポーツカーシリーズ
車種名 フィアット500 F1グランプリ仕様
製作時期 2009.10.17〜2009.11.08
定価・お薦め度 3675円(税込) ★★★★☆(4)
コメント FIAT500 AbarthベースのFerrariデーラー用100台限定のコラボ車両が話題となったニューFIAT500チンクェチェント。今度はそのニューFIAT500にF1レーシングチーム、スクーデリアフェラーリのスポンサーロゴをあしらったFIAT500F1グランプリ仕様がフジミよりリリースされました。
先にニューFIAT500がフジミよりリリースされていましたので、フジミお得意のバリエーション展開版です。実車はプロモーション活動のために何台か存在しているらしいですが、詳細は不明です。仕様によっては若干ロゴが違っていたり何パターンかあるようです。
そんなF1グランプリ仕様、スクーデリアフェラーリのスポンサーロゴが満載で、小型のFIAT500にとてもマッチして、完成後はとても模型映えする一台です。

さて、キットですが最新のフジミのキットという事であって、品質はピカイチ。最新のフジミのすごさを伺えるキットとなっております。ただし、精度が良すぎるが上に塗料の厚みを考えて製作しないと後から合わなくなるという事態に陥ってしまいます。実際、私はウインドウパーツの合いが非常に悪く、ボディーに固定するとき苦労しました。色々と試した結果、結局少し合わないままでそのまま組み上げてしまいました。塗料の厚みを考慮に入れるといっても、塗装前でもタイトなので、この調整はかなり難しいと思います。このキットの鬼門はウインドウパーツの固定だと私は思います。
他にも、設計がタイトで足回りパーツがきつかったりして、普通に仮組みしてもサスペンションパーツが奥まで入らず、フロントの車高が高くなったりしました。最新のキットにしては、バリも多かったような気がします。
きちんと仮組みして調整さえすれば、とても格好良く仕上がると思います。パーツ点数も少なくかつ組み立てが簡単なので、普通に組み上げる分に関しては初心者の方でもお勧めできる一台だと思います。
タイヤは以前作成した日産キューブのタイヤと同じようなバリがありましたので、おそらく流用だと思います。この辺は、このキットのためだけに新規にタイヤを起こすといったコストをかけられない、会社の台所事情があったのだと思います。

今回はフェラーリのF1グランプリ仕様という事で、ボディーからもフェラーリ専用の色をチョイス。ガイアノーツから跳ね馬スペシャルセットというフェラーリ専用塗料がリリースされましたので、その中から近代ロードカーの色を選んで塗装しました。塗料自体発色がとても良く、さすがガイアノーツカラー。色むらにもならず、乾燥も早いし乾燥後の塗幕も硬く、文句の付けようがありません。今後フェラーリを作成するには重宝する塗料となるでしょう。
デカールは透ける事無く発色も良く、フジミにしては珍しく良いデカールでした。ただし、デカール自体は非常に硬く馴染みづらいので、デカール軟化剤をたっぷり塗ってもなかなか馴染んでくれませんでした。それでも、発色、透け防止の観点からも差し引きしてもお釣りが来るくらい合格点を付けられデカールだと思います。
ただし、デカールの設計には若干問題点もありました。Cピラー部の白いデカールがサイズが合わず、上手く貼り付けられません。ここまで非常に良いデカールだっただけに悔やまれます。フジミのデカール満載のキットで今まで完璧だったキットに会ったことがないので非常に残念です。そのうち完璧なキットに出会えることを楽しみに待つことにします。

製作期間が約3週間と、比較的早く仕上げることが出来ました。私としては珍しく順調に製作できました。これは初めてトライしたフィニッシャーズのウレタンGP1を使ったのも良かったのかなと思います。塗料が完全に硬化するまでに3日という速効型。硬化後の塗幕も硬く研ぎ出しやすさもロスのない作業工程へと結びついたと思います。いつも愛用するエンジンウレタンも良いですが、こちらは値段が高いだけあって更に良いクリアーです。

そんな訳で、このキットの総括は星4つとさせていただきます。ちょっと調整は必要ですが、格好良く仕上げられるので是非頑張って調整して頂きたい一台です。今後のフジミ模型の活躍にも期待です。