CASTROL RB SKYLINE
GT−R Gr.N
メーカー・スケール | タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズbP11 |
車種名 | カストロールRBスカイラインGT−R Gr.N |
製作時期 | 2004.11.14完成 |
定価・お薦め度 | 1365円(税込) ★★★☆☆(3) |
コメント | タミヤでスカイラインシリーズはたくさんリリースされていますが、その中でR32スカイラインは一番バリエーションが出ております。その中の一台がカストロールRBスカイラインGT−R。
カストロールRBスカイラインGT−RはグループAのツーリングカー選手権に対しグループNの耐久レースシリーズで活躍したマシンです。グループNは改造が厳しく制限されており一般の市販車にほぼ近いマシンだけに、見た目は普通のR32スカイラインGT−R。キットもほぼ同じ内容となっております。 キットはさすがタミヤと言ったところ。パーツの合いもほぼ良好で、初めてチャレンジする方でも問題なく完成させられるでしょう。ただ、レーシングカーなので、スポンサーロゴが多い分、デカールを貼るのが苦手な人にはちょっと苦労するかも知れません。また、他のキットと同じR32の金型を使っているので、カストロールRBスカイラインGT−Rにするために穴を開けて加工しなければならないところがあるので、初心者にとっては少々つらいかもしれません。 このキットの内容は素晴らしいのですが、ボディーが少々くたびれている感じ。R32の金型が基本的に一緒なので使い尽くされているのかモールドやスジ彫りが浅い感じがします。この辺の処理を上手くしておかないと塗装し終えた後、モールドが埋まってしまいどこがドアの境界ラインなのか分からなくなる恐れがあります。きちんとスジ彫りはしましょう。(金型の製造は89年です) このマシンにはタミヤから専用色が用意されているので専用色のメタリックオリーブグリーンで塗装するとよりリアルに仕上がります。しかし、この専用色は限定色なので現在は非常に入手困難。タミヤのカスタマーサービスでも既に取り扱ってないとの事なので、入手できなければ自分で調合して色を探し出すのも良いかも知れません。 私はこのキット、当初は作るかどうか非常に躊躇しました。インストをながめているとボディーの加工は必要だし、ボディーの状態はあまり良くないし、デカールは古いし。でも、インストをながめすぎるとやる気が薄れてしまうので、作ろうかと悩む前にインストは見ないでパーツを全て外してしまう。そうすると、もう後戻りできなく手を動かすしかないのでインストは見ない方が良いですね。そう教えられたキットでした。実際、作業を進めるとなんであんなに躊躇していたのかなと不思議に思いました。 |