HONDA Fit

メーカー・スケール タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズbQ51
車種名 HONDA フィット
製作時期 2005.02.22〜2005.03.26
定価・お薦め度 1680円(税込) ★★★★★(5)
コメント 全長4mも満たない小型なボディーサイズに大きな室内、ちょっとした町乗りには最適のフィット。燃費もリッターあたり23qも走行できる低燃費。トランスミッションもホンダマルチマチック(自動無段変速AT)、いわゆるCVTを搭載し、変速時のショックが無く、スムーズに加速し快適な乗り心地。01年−02年日本カーオブザイヤーにも選ばれトヨタのカローラをも年間売上台数を上回るホンダの自信作がフィットです。私もセカンドカーを所有できるなら迷わずこの車を選ぶでしょう。走行性、燃費、居住空間と全てにおいて文句の付けようのない車です。

そんなフィットがタミヤからリリースされました。今頃になってフィットを製作しようと思ったのは、手軽で簡単にかつ、リアルに仕上げられる模型はないかと思い、このキットを選びました。また、ホンダ好きの私にとっては外す事の出来ない車種ですからね。キットの評判も上々で、皆、口を揃えて素晴らしいキットと評価。はたして、どこまで良いキットなのか、実際に手にして作ってみなくては分からないという事で製作を開始しました。そうしたら、どうでしょう。評判通りの素晴らしいキット。実車のフィットと同様、キットに至っても文句の付けようのない素晴らしい出来です。初めて作られる方にはもってつけのキットです。このキットを試してみて、次のキットへとステップアップしていくという、初めの一歩的なキットですね。

ただ、ステアリング機構がオミットされているのがマイナス点。これくらいは付けてほしいところです。ただ、バリエーション違いで、ステアリング機構が付いてモーターで走るフィットもリリースされているので、そちらを作れば問題ないかも知れませんね。

今回は、作業工程を最小限に、サクサクと仕上げようと取りかかりましたが、なかなか製作に時間がさけず、工程数の割に時間がかかってしまいました。このキットでしたら集中して作業すれば1週間くらいで作る事が出来ると思います。

また、今回は初めてモデラーズの塗料をメインに使用しました。モデラーズの塗料は乾燥が遅いと良く聞きますが、作業の中断が多かった事もあって完全に乾かす事が出来ました。発色も良いのでこれからもモデラーズの塗料をどんどん使っていきたいと思います。

今回の失敗点は、サフレスでどの程度仕上げられるかと試してみましたが、出来ればサーフェイサーは下地処理として吹き付けて置いた方が良いみたいです。塗料が乾燥すると、ちょっとした事で塗料が剥がれてしまいます。塗料とプラスチックとの定着を確実にするためには、やはりサーフェイサーは必須のようです。