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ウイリアムズ FW16 サンマリノGP

メーカー・スケール フジミ 1/20 GP14
車種名 FW16 ロスマンズ仕様 デイモン・ヒル車
製作時期 2010.04.08〜2011.01.31
定価・お薦め度 5250円(税込) ★★★★☆(4)
コメント F1界に衝撃をもたらした1994年。この年を境にあらゆる事が変わってしまったと言っても過言でない、そんな激動の年。アイルトン・セナがF1界にもたらしたものは計り知れない。エンターテイメント?安全性?スピード?ハイテク装置?マネー?セナによって色んな事を考えさせられ、F1の歴史の中に刻まれるセナの栄華(きおく)が今もなお蘇ってきます。この年を境に確実にF1に変化をもたらし、F1とは何かを考えさせられました。そんな1994年にセナが乗ったラストマシンがウイリアムズルノーFW16です。

今回の作品ではセナ車ではなく、あえてカーナンバー0のデイモン・ヒル車を作成しました。理由は色々ありますが、なんと言ってもセナ亡き後ウイリアムズを引っ張り、2年後にはチャンピオンに輝くという苦労と地味な人柄が好印象で、当時はシューマッハよりも好きなドライバーでした。ここは私のコレクションにヒル車を1台残しておきたいとおもい、今回の製作に至りました。セナ車はそのうち絶対作りますからね。今回はフジミのキットの小手調べ的な、あまり力を入れずに製作してみました。セナ車を作るときは、エンジンも再現したフルディテール作ろうかと思います。ということで、完成写真の通りカウルを閉じたプロポーションモデルです。手抜きと言われればそれまでですが、エンジンを再現してカウルを脱着できるようにするのはかなり難しい作業になります。私は今までF1キットを何度か作ってきましたが、エンジンを作ったマシンに限ってカウルが上手く閉まらなかったりして逆に見栄えが悪くなったりしています。カウルを閉じて製作すれば、そんな問題も起こりません。私にとって、逆にメリットが大きい製作方法になっています。こだわる方は作ればいい、これも模型の醍醐味だと思います。

さて、今回の製作で一番難しかったのはやはりロスマンズブルーの塗り分け。フジミのキットには塗り分けようのマスキングシートが付属されていますが、それでも一発で塗り分けをするのは難しいと思います。私の場合、一度ブルーの色合いがおかしくて塗料を全部落とすという、遠回りな作業を行いましたので、1回目で塗り分けのこつを掴むことが出来、2回目は綺麗に塗り分ける事が出来ました。
ロスマンズブルーは色々と悩みましたが、やはりフィニッシャーズのFW16の専用色(ブライトブルー)を使用するのがベストでしょう。私もはじめからこの色を使っていれば、遠回りしなくて済みましたが。そうは言っても、このキットが発売されて1ヶ月くらいは、どこの通販サイトも売り切れ続出。結局、ミスターカラーの#5ブルーを塗装したのが間違いの始まり。塗料の剥離作業や放置期間が長かったので、念願のフィニッシャーズカラーを入手することが出来ました。ただ、このブライトブルーも、TABUのデカールとは色味が違い、TABUの方が若干明るいブルーとなっています。デカールに色を合わすにはブライトブルーに白を混ぜてトーンを下げてやると、良いかもしれません。これは今後の課題です。

まさか、このタイミングでFW16がフジミからリリースされるとは夢にも思いませんでしたが、インジェクションキットで手軽にFW16を作製できるのはフジミ様々です(手軽と言っても5250円もしますが)。デカールのサイズの問題、フロントロアアームの取り付け位置の問題等色々あり得ない事がありますが、製作していて難しいところもありませんし、合いが悪いところもありませんので基本的には良いキットだと思います。細かいことを気にしなければ、誰にでも作ることが出来るのではないでしょうか。
最近のF1模型は不景気に逆行して新製品がバンバンリリースされています。逆に買う方が資金を用意するのが大変です。嬉しい悲鳴とでも言っていいのでしょうか。でも、1/20スケールで5000円越えの値段設定は問題です。版権料が高騰しているので、仕方がないといえばそうかもしれませんが、もう少し、子供が手の届く料金設定にしてほしいと願うばかりです。自分の子供に簡単に買ってあげられませんからね。

というわけで、ちょっと苦労しましたが、全体を通じて楽しんで作製することが出来ました。完成すると格好いいので、これだからF1模型はやめられません。