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ベネトンフォードB192製作記1

 

2004.12.23(木曜日)

さて、最近F1キットからだいぶ遠のいていたので、そろそろF1マシンでも作ろうかと思います。

今回選んだのはこれ。ベネトンフォードB192。ミハエルシューマッハが初勝利を遂げたマシンです。このマシン(バナナノーズ)が現在のハイノーズの起源と言っても過言でありません。当時はとても違和感があり、好きではありましたが今は見慣れたせいか格好いいですね。今回はこのマシンを製作していきたいと思います。

ただ、このキット、オークションで格安で落札したため、キット自体は当時の物で、箱もデカールも、ものすごく痛んでおります。古いキットですが作っていきたいと思います。

まずは恒例のキットの全貌から。

パーツ数は、最近のF1キットと比較すると、かなり少ないですね。パーツを切り出してしまえば、もっと少なく感じると思います。

今回もいつも通り、素組で仕上げたいと思います。特別資料もありませんからね。インスト通りに組み立てます。

ただ気になるのが非常に劣化しいる事。

このキットのままだと、まともに作る事は出来ないでしょう。さて、どこが劣化しているのか、細部を見ていきます。

まずはデカール。

あちらこちらヒビが入っております。

このまま使ってはバラバラになってしまうでしょう。

また、このキットが発売された当時は、デカールがビニールなどで保護されておらず、そのまま裸で箱の中に入っていたので、デカールがインストにひっついていました。無利に剥がすと写真の通り、インストの一部が貼り付いています。その当時は、ストックしておく人の事は考えずに販売していたのでしょうね。

さらに、古い物なので余白の透明部分や白の部分が変色しています。

そこで今回は前もってタミヤのカスタマーサービスでデカールを取り寄せておきました。

もともと作ろうと思っていたキットなので、先日取り寄せておきました。幸い、このキットは、タミヤのカタログに現在も掲載されているので、模型屋に普通に売っています。そんなところからも、パーツ請求が容易でした。これがもし、絶版のキットでしたらパーツ請求しても、在庫がなかったでしょう。

そして今回は写真の左側に写っておりますキャメルのデカールを使用して、キャメル仕様に仕上げたいと思います。タバコデカールは私の唯一のこだわりです。他は妥協してもこれだけは譲れません。このデカールは社外品です。メーカーは不明。

続いては、フロントサスペンションのプッシュロッド。

これも押入の中に長い間積んでおいたせいか曲がってしまっております。

これをお湯で修正して戻すのも一つの手ですが、プッシュロッドのような細いパーツを元に戻すのは至難の業です。また、上手く出来たとしても元通りに戻す事は難しいです。

プッシュロッドが少しでも曲がっていれば、完成時に方輪が浮いてしまうと言う事態になりかねません。

そこで、F1のジャンクパーツを探していると、ありました。

以前、オークションでジャンクパーツをまとめて落札した訳ですが、その時のジャンクパーツ群の中に、B192のパーツがありました。タミヤのイベントの中でジャンク市として売り出されていた物です。

ジャンク市で売り出されるパーツは、ほとんどは問題なく、ただ、ランナーからパーツが離れているだけの物が多いです。作るには全然問題ないですね。古いキットではありますが、これで問題は全て解決しました。

さて、作製は次回から行います。

 

 

2005.01.26(水曜日)

今日からB192の製作を再開します。

B192はずっと放置してあったため、事実上今日が製作スタートです。

それではいつものように、大雑把にパーツをランナーから外していきます。

そして、塗り分ける色によって区分けしていきます。

メインに塗装する色はこれだけ。意外に少ないですね。ただF1マシンは外観が重要になってきますので下地処理をきちんと行っていきます。

まずは、タイヤから加工していきます。

タイヤにも、合わせ目ラインがありますので、このラインを消していきます。

この合わせ目ラインがあるのと無いのとでは、仕上がりが全然違います。ラインを消しておいた方がオモチャっぽさが無くなるので消しておきましょう。

タイヤは古いせいか、少し白い粉のような物が付着していました。でも、ラインを消すためにヤスリを当てるので大丈夫です。

さて、この合わせ目ライン。ヤスリを当てて消す訳ですが、手で行うと大変な労力が必要です。

そこで登場するのがこのリューター。

これはオークションで激安で落札した物です。興味がある方は、ヤフーオークションを覗いてみてはいかがでしょうか。今でも出品されております。

若干大きくて使いづらいですが、ホビー用として使うには問題ないです。

付属のねじにホイールを固定し、#180のヤスリを当ててやります。

そうすると、簡単に合わせ目ラインを消す事が出来ます。

さすが電動器具ですね。リューターは一台あると何かと便利です。

#180のヤスリである程度削ってあげたら、表面が若干粗いので、仕上げで#400のヤスリを当てて仕上げます。

写真は処理が終わった状態です。

綺麗に合わせ目ラインを消す事が出来ました。

ただ、フロントタイヤは削りすぎたのか、ゴム以外の素材が見えてきました。使い古しのタイヤと言えば、これで良いかも知れませんね。新品タイヤにするには、セミグロスブラックを後で塗装すると良いでしょう。

完成した時に違和感があれば塗装しようかと思います。

いよいよボディーの加工を行っていきます。

F1の場合、あの鮮やかなボディーを表現していくので、下地処理は重要です。

パーツが色々と分割されているんで、どこを前もって接着して、どこを個別に塗装するのかを良く判断しながら下地処理を行っていきます。

まずはリアウイングから。このキットのリアウイングは、中途半端に一体形成になっています。塗装するのに邪魔になるのでエッチングソーで翼端板とウイングの部分を思い切って分割します。

そして切り離したところ。

上手く切り離す事は出来ましたが、エッチングソーで切った分だけ若干短くなってしまいました。

このウイングの構成は、このパーツの他にメインフラップがあるので、このままだとメインフラップの方が長くなってしまいます。

そこで、気持ち瞬間接着剤を盛っておく事にしました。

気休め程度にしかならないかも知れませんが、取りあえず乾燥を待ってからダメであれば違う方法を考えていきたいと思います。

 

続いてはフロントノーズ部。

このマシンの特徴の一つでもあるバナナノーズ。

ただ、パーツの分割構成がこのままではおかしいので、塗装して組み立てやすい方法にするため、ウイングを固定するステーのパーツを分割します。

写真のようにエッチングソーを使って分割しました。

あとはノーズ部に吊り下げ部のステーを接着し、分割した真ん中のパーツをウイングの方に接着します。

こうしないと、フロントウイングの合わせ目ラインをうまく消す事が出来ません。完成時に実際に存在しない合わせ目が存在してはリアルさに欠けますから、ここの処理はこのキットの重要な部分です。

吊り下げ式のステーの部分を接着し、存在しない合わせ目ラインの箇所にラッカーパテを盛っておきます。

初めからこのような一体形成になっていれば苦労しないで済むのですが、金型の成形上、仕方がないのかも知れませんね。

続いては、先程分割した残りの部分をフロントウイングに接着し、ラッカーパテを多めに盛っておきます。

一晩乾燥させて、ヤスリを当てフラットにします。

続いてはモノコック。

エアインテークの下側も、塗装する前に接着して合わせ目ラインを消しておきます。

実車にもこのような合わせ目ラインは存在しませんからね。

合わせ目ラインが存在しない物は、あらかじめ接着して下地処理しておきます。

F1マシンの場合は複雑な形状のボディーなので、複数のパーツから形成されるのは仕方がありません。実車には存在しないパーツの分割になっているので、これをいかに消すかによって仕上がりが違ってきます。

さて、F1マシンを作るに当たって、一番苦労するのがモノコックの中にあるシート組み立て。

大抵のF1マシンの場合、先にコックピット内を作製してからモノコックのフロア部分を接着するような指示になっております。

ただ、インスト通り組み立ててしまうと、ボディーの塗装をする時、コクピット内に塗料が入り込んでしまうので、そうならないようにマスキングするのは至難の業です。

そこで、私の場合、コックピット内はボディーの塗装が全て終わった最後に接着するようにしています。ようするにシートは後回しにすると言う事です。

インストの指示は無視してモノコックのフロア部分を先に接着してしまいます。

もちろん、フロア部分を接着した後からコックピットを製作するので、後からシートがはめ込む事が出来るよう、どのようにしたら上手くシートを収める事が出来るか良く仮組みをしておきます。

このキットに至っては、仮組みの結果、特に加工しなくてもシートやステアリング等が収まると判明。

よって、フロア部分を接着してしまいます。合わせ目ラインにはラッカーパテを盛っておきます。

F1キットのもう一つの面倒な作業が押し出しピン跡の処理。

私の場合はカウルなど組み立てた後、見えなくなる部分は特に処理しません。

ただ、ウイングの裏側とかは見ようと思えば見えてしまうので、きちんとラッカーパテを盛って処理しておきます。

このまま一晩放置し、明日以降は盛ったパテをヤスリを当てて下地処理を完成させます。

F1のボディーは、特に下地処理には気を配ります。カラフルなマシンを作り上げるためには下地処理は必須事項です。

 

 

2005.01.27(木曜日)

今日は昨日パテを盛った箇所を平滑に均していく作業から行います。

いつものように#400の紙ヤスリで平滑になるまでヤスリをかけます。

写真はモノコックのフロア部の接合部。

パテが接合部に残るぐらいまでヤスリをかけ、余分なパテは全て削り落とします。

こちらはモノコックのエアインテーク下部の接合部。

ここも同様にしてパテを削り落とし、平滑にします。

ここは局部なのでヤスリをかけるのは大変でした。

ちょっと荒れているようですが、取りあえずこれぐらいで良いでしょう。

あとは、サーフェイサーを吹きつてから状態をチェックします。

エンジンカウルは塗装して完成時に、良く閉まらなかったというトラブルが起こりやすいので、そうならないためにも、若干削っておきます。

下地処理の作業は地味なので、なかなか大変です。根気よく続けていきます。

続いてノーズ部。

ここもパテを削り落とします。

ある程度削ってしまうと、どれぐらいで良いのか分からなくなってしまうので、適当なところでやめます。

あとはサーフェイサーを吹きつけ終えた後に確認します。

このように、全てのパーツにパテを盛った箇所や、パーティングラインを消すために紙ヤスリを当てます。

そして、やっとの事で下地処理が完了しました。

F1のキットを作る上で、この作業が面倒なので、なかなか何台も立て続けに作る気にはならなくなります。

実際、この作業をしている時に飽きてしまい、違うキットを作りたくなりました。

インプレッサを作った時は、パーティングラインを消すだけで良かったので、それぐらいF1マシンも簡単に作る事が出来ればいいのですけどね。

続いては、恒例のスポンジヤスリで塗装するパーツ全体に大雑把に傷を付けていきます。

この作業は、パーツに塗料が付着しやすくするためです。

私はこの作業をするので、特にパーツを洗浄したりはしません。以前、パーツを洗浄中に小さなパーツを排水溝に流してしまう失敗をしてから、この方法で下地処理をするようにしています。

スポンジヤスリである程度傷を付けたら、続いてはいよいよサーフェイサーを吹きつけます。

その前に、持ち手を付けます。

本当は、持ち手を付ける前にサーフェイサーを一度、吹きつけた方が良いのですが、今回はパーツが多いので、持ち手を付けてからサーフェイサーを吹きつけることにします。

持ち手を付けてしまいますと、持ち手を固定した箇所にはサーフェイサーが回らないので本当であれば、もれなくサーフェイサーを吹きつけたいところです。

それではいよいよ塗装に入ります。

今回の整形色のイエローは、しっかりとした濃い色なので、サーフェイサーを一度吹き付けたぐらいでは、完全に隠蔽する事は出来ませんでした。

よって、一通り塗装してから、もう一度サーフェイサーを吹きつけいます。

そうすると、だいぶサーフェイサーの濃いグレーの色になりました。

写真はモノコック。継ぎ目がほとんど分からなくなったので、こちらはこれで良いでしょう。

続いてはフロントウイングをチェック。

こちらはパテの盛り方がガタガタでした。

また、傷も少しあります。

ここには、もう一度ラッカーパテを盛って、明日成形します。

続いてフロントノーズ。

こちらもだいぶ良い感じですが、若干まだ不自然さがあります。

こちらももう一度ペーパーを当てて成形しようと思います。

それにしても、今日の作業は地味な作業が多く、しかも時間がかかる作業ばかりだったので非常に疲れました。

明日以降も同じような作業が続きそうです。