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フェラーリ F2007 製作記1

 

2009.10.24(土曜日)

今日からいきなりF1マシンを作っていきたいと思います。

最近のフジミ模型はF1キットの開発が頻繁で、F1ファンにとってはうれしい限りです。

そんなフジミの最新のキットを作っていきたいと思います。

タミヤ以外のF1キットを作るのは初めてなので、フジミ製F1は果たして、どうでしょうか。

まずは恒例のキットレビューから。

箱から取り出しずらりと並べてみました。

パーツがたくさんあります。一度箱から出すと、元通りにしまうことが出来ないくらいのボリュームです。

近代F1のマシンだけあって空力付加パーツもばっちり再現されています。

製作は大変そうですが、非常に楽しみなキットです。

それでは細かく見ていきます。

まずは赤いパーツ群から。

主にボディー関係のパーツです。

最新のキットだけあってパーツ一つ一つがシャープで好感が持てます。

ただ、マシン自体が複雑な形状なので、プラスチック模型として金型をデザインした人の苦労が伺えます。よって、組み立ての関係上、どうしても実際マシンのパーツ分割と違うところがあちこちにあります。

こちらは黒の成形色のパーツ群。

主にシャシー、足回り関係のパーツです。

サスペンションアームも非常に細く、複雑な形状が見事に再現されています。

近代F1のブレーキ形状はレースでは見ることが出来ないのですが、こうして組み立てキットだと実に良くわかります。それだけ、フジミが手を抜かないで設計しているわけです。リアルに再現されています。

ドライブシャフトが見あたらないと思ったら、ドライブシャフトの周りが空力パーツとなってその中にシャフトが入っているようです。これは新たな発見です。キットでは、その空力パーツが再現されています。

こちらはメッキパーツ。

キラキラのメッキと言うよりはシルバーのような感じです。

主にエンジン、ギアボックス、エグゾストノートパイプ等です。

ギアボックス関係のパーツはシルバーではないので、一度メッキを落とす作業が必要です。

続いてはタイヤ。

しっかりとモールドが入ってますし、一見良さそうではあります。

ただ、若干ウエルドラインのような成型不良がみられます。が、深刻な問題ではありません。

私はこのまま使用したいと思います。

こちらはデカール。

一部に訂正のデカールも付属されていました。

シルクスクリーン印刷のように透けには強そうです。シルクスクリーン印刷かどうかは不明。

あとは、実際に貼ってみてレポートしたいと思います。

いつもならサードパーティーのタバコデカールを使うところなのですが、実際にマールボロ仕様で走ったグランプリは中国GPだけかと思いますので、マールボロ仕様にはこだわらず今回はキット付属の物を使用したいと思います。

最後にポリキャップ、クリアパーツ、タイヤマーク。

特別なものはありません。

タイヤマークはきっちりタイヤの数しか付いていないので失敗は許されません。

さて、ザッと見てきましたが、最新のフジミのキットだけあってなかなか良さそうです。後は、実際に製作しながら見ていきたいと思います。

F1マシンはグランプリによって仕様が細かく異なります。が、私はその仕様にとらわれないで、さっさと素組みで仕上げていきたいと思います。

 

 

2009.10.25(日曜日)

今日から製作を始めます。

まずは仮組みから。今までタミヤのキットしかF1マシンを作ったことがなかったので、仮組みはしたことが無かったのですが、今回は念入りに仮組みをして、どのように製作するか方向性を見いだしていきたいと思います。

それでは、インストの順番に従って仮組みをしていきます。最初はギアボックスの組み立てです。ギアボックスはセミグロスブラックで塗装するので、一度漂白剤を使ってメッキを落としていきます。

メッキを落として、早速サスペンション関係のパーツを取り付けました。

F1マシンの場合、サスペンションアーム等が非常に細く、折れやすいので仮組みをするのは大変です。きちんと接着して仮組みしないとバランスがおかしくなってしまいます。そこで今回は仮組みに接着するにはコニシのGクリアー接着剤を使っていこうと思います。Gクリアーでしたら、比較的簡単に分解することが出来ます。

一番表面積のでかい空力パーツ的存在のパーツの中にドライブシャフトが通っているようです。

2007年シーズンのマシンは、至る所に空力パーツが存在しています。

エンジン、ギアボックス等をシャシーに取り付けました。

こうして載せてみますと、ギアボックスまでにかなり絞り込まれていることが分かります。

これを模型として再現するのは大変な苦労があったと察します。

実際のF1マシンのカウルの場合、薄くて軽い素材でできており、大きくたわむ事が出来るので、絞り込まれていても左右に広げて簡単に取り付けることが出来ます。

しかし、プラスチックキットの場合、左右にたわませて取り付けるわけにはいきません。そこで、カウルの分割ラインを変更して一番開口幅が大きいところが分割ラインとなるわけです。実際の分割ラインを再現する場合はかなり工夫しなければなりません。

スピードを測るピトー管、アンテナのパーツを取り付けようと思いましたが、穴が開いていませんでした。インストには特別な指示がありません。

仕方がないので、後日穴をあけたいと思います。

いろいろと塗装のことを考えながら仮組みを行っていきました。

いざ形になってみると格好いいです。

パーツの合いは、かなり良いです。ピチっ、パタっとはまってくれます。実に気持ちが良いです。ただ、塗装の厚みが考慮されていないので、クリアー塗装まで考えると、下地の段階で余裕を持たせなければなりません。

フロントノーズもF2007の特徴を良く捉えられていると思います。ただ、完成後の強度的なことを考慮されてか、フロントノーズを外す事ができない構造になっています。また実車と違う分割ラインなので、パテ埋めして不要なラインを消し去らなければなりません。

オンボードカメラ等の細かいパーツは合いのチェックをした後、すぐにしまいました。

こちらはリア部。

リアもなかなか良く再現されています。

カウルはこのままの状態でもピタッと収まってくれません。

カウルを分割してエンジンを眺めるようにするのであれば、かなり調整してカウルがうまく閉じるようにしなければなりません。

このマシンには空力付加パーツがたくさんあります。

本当によくこのマシンを出してくれたなと、フジミ模型には頭が下がります。

全部取り付けてから塗装すると、製作の過程で折ってしまいそうで怖いです。その辺は、良く吟味して塗装工程を考えます。

仮組みをした感想ですが、作るのが大変そう。

これを格好良く決めるには、それなりに技量が必要です。ただでさえ何もしていなくてもカウルが浮き上がっていますからね。

せっかくエンジンが再現されているのですが、エンジンカウルを開閉式に作成するには自分の技量では格好良く作る自身がないので、今回はエンジンは塗装しないで、カウルを固定したプロポーションモデルで作成していくことにします。

よって、今回の方向性は見た目重視で作成していきたいと思います。

 

 

2009.10.27(火曜日)

前回、仮組みをした結果今回はプロポーションモデルで作成していくという方向性を決めましたので、それに向けて下地処理をしていきたいと思います。

まずは、ボディーを塗装するときにあっては邪魔になるパーツを後はめできるように細工していきます。

まずはフロントノーズのサブウイングから。

細工といってもニッパーでバツンと切り落とすだけ。

これで、穴だけ残しておけば後から差し込むだけでウイングを取り付けることが出来ます。

F2007のマシンには、このような空力付加物がたくさんあるので、下地処理をするときに完成後をイメージして接着しやすいように細工しなければなりません。

続いてはサスペンションアーム類。

これらのパーツも塗装するときに邪魔になるので、塗装後差し込むだけでいいように細工していきます。

サスペンションアームは左右一体パーツになっているので、これらを分離して、プラ板で補強し、差し込み式に細工します。

今回はプロポーションモデルで作成すると決めたので、リアカウルは閉じた状態になります。よって、ギアボックスは見えなくなるのでプラ板は適当な大きさで固定しています。

一番悩んだのがリアのサスペンションロアアームを固定するプッシュロッド。

このパーツも左右一体でギアボックスに接着されていた訳ですが、後はめにするためにはどこで固定したらいいか悩みました。

色々悩んだあげくパーツを左右に切り離して付け根に0.5ミリの針金を刺し、受け側はボディーカウルの裏面に小さく切ったプラ板を固定して、そこに穴をあけて後はめ出来るようにしました。

ギアボックス周辺の後はめをするための細工が終わりましたので、エンジン周り周辺のカウル下部をギアボックスパーツと接着しました。

塗装後にシャシーと合体させなければならないので、良く仮組みをして、合いを確かめながら接着します。

続いてはフロントサスペンションアーム。

こちらも後はめできるように細工します。

2ミリの角プラ棒を適当な長さに切り出し、アームパーツが固定されるように2個の各プラ棒で挟み込むように接着しました。

見たくれは悪いのですが、見えなくなる場所なのでOKです。

注意点として、各プラ棒が穴を塞いでしまわないようにします。

これを塞いでしまうと、後からタイロッドのパーツが入らなくなってしまうので要注意です。

このほかにも良く仮組みをしながら後はめできるように細工しました。今日の作業はこれでおしまい。

次回はボディーパーツの本格的な接着ができると思います。

 

 

2009.10.28(水曜日)

昨日でサスペンションパーツ類の後はめ加工が終わっているので、今日は実際に塗装に向けてパーツを組み上げていきます。

その前に、一度全てのパーツを分解します。

仮組みでGクリアーを使ったので、パーツ同士を剥がすのは簡単です。また、残った糊も、爪楊枝でしつこく転がしていけば、そのうちベタベタまとわりついて綺麗に剥がすことが出来ます。

Gクリアーは、プラスチックを侵しづらい性質があるので仮組みには最適です。ただし、付けすぎると剥がすときに苦労するのでほどほどに。

さて、F1マシンを作成するに当たり問題になってくるのがシート。

シートはボディーの塗装後に取り付けたいところですが、ボディーの下地処理をする関係上、どうしてもボディー関係のパーツは前もって接着しなければなりません。そうすると、シートを後から填めることが出来ない事態になってしまいます。

今回のキットも普通に製作すると、シートを先に取り付けないと後から入れることが出来ないようになっています。

そこで色々と後から取り付けられる方法はないか考えました。

そうすると、ありました。

シートの肩幅近辺を削り取ってやることでシートを後から填めることが出来るようになりました。

注意点としては小さく突き出ているダボを切り落とさないこと。このダボはシートを固定するのに重要です。

このように加工してあげることによって、モノコックの下側からシートを後から取り付けることが出来ます。

シートの足側から入れて、起こすようにダボの位置に合うように押し込んであげればピタッとはまります。

モノコックの下側はアンダートレーを接着するまではオープン状態なので、これで、塗装後にシートを取り付けることが出来ます。

ただ、ステアリングロッドを固定するこのパーツは取り付けておかないと後から取り付けられなくなるので最初に取り付けておきます。

フェラーリレッドを塗装後に、筆塗りでセミグロスブラックを塗装することになるでしょう。

シートの問題が解決したので、あとは組み立ててマシンの形にしていきます。

接着するのに使ったのは瞬間接着剤。

下地処理の段階なので、はみ出すことはいっさい気にせず、たっぷりと接着剤を塗って固定していきます。

後から分離しないように十分塗りたくります。

給油カバーは開いた状態でも作れますが、今回はプロポーション重視でいくので閉じた状態で製作します。

また、ラジエターはエンジンカウルのフィンの隙間からチラリと見えるので、塗装で表面を汚したくないところ。

そこで、仮組みをした結果、エンジンカウルを固定した後からでも裏側から取り付けることが可能だったのでアンダートレーを取り付けるまで接着しない事にします。

ノーズ、モノコック、サイドポンツーン、インダクションポッド、エンジンカウルを取り付けて、最後にアンダートレーがピッタリ填るか確認しました。

今回のキットはパーツ同士の精度がものすごく良いので、何も苦労せずピタッと合わせることが出来ました。

ある程度形になったので、明日以降は不要な合わせ目ラインの消し取り、パーティングラインの消し取り、スジ堀りの強調等の作業を行いたいと思います。