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フェラーリ F2007 製作記2

 

2009.10.29(木曜日)

今日は下地処理を進めていきたいと思います。

まずは、どのラインが実在して、どのラインが存在しないのかを実車の写真を見比べながらチェックしていきます。実車の資料を見てしまうと変なところが目に付いてしまうのですが、あまり気にしないでいきます。

特に今回のキットは、独自の分割ラインがいくつか存在するので、不要な合わせ目ラインはマジックで印を付けて消し忘れの無いようにします。

先ほどマジックで目印を付けたラインに瞬間接着パテを盛って継ぎ目を消す準備をします。

瞬間接着パテといってもある程度乾燥期間をとらないと、ヒケてきたりするので、しばらくこのまま放置することにします。

パテが乾燥するまで時間があるので、気分転換にタイヤにホワイトラインを入れることにします。

今回のマシンは、ソフトコンパウンドタイヤを履かせたという設定にしたいので、タイヤにホワイトラインを入れていきます。

さて、そのホワイトラインをどのように入れたらよいか、色々迷いましたが、今回は新しい塗料を使ってホワイトラインを入れていきたいと思います。

その新しい塗料とはこちら。

シタデル製の塗料です。

シタデルと言って、あまりピンと来る人はいないと思います。

私も行きつけの模型店で進められるまでまったく知りませんでした。

で、この塗料はクレオスやタミヤ、ガイアノーツと言った塗料とはまた違う、革命的な塗料です。

何が革命的かというと、まず、塗料の薄め、洗浄は全て水のみで出来てしまうということ。

さらに、無臭なので家庭でも安心して使用することが出来ます。

しかも、水性塗料なのに乾燥が早く重ね塗りが出来てしまうこと。

また、一番の利点は隠蔽力の高さ。この塗料は下地が黒であることを想定して作られているので、黒の上からでも明るい色を塗っても発色が良いという特徴があります。

まさに革命的な塗料です。

それでは実際に使用してみます。

まずは塗装する前に中性洗剤でタイヤをきれいに洗います。洗わないと塗料を弾いてしまうおそれがあります。洗浄が終わったら、普通に筆で大雑把に塗料を載せていきます。

少し水を湿らせた綿棒で拭き取るとご覧の通りくっきりとしたホワイトラインを再現できました。

今回、初めて使用しましたがこの塗料はすごいです。下地がこれだけ真っ黒なにきちんと発色してくれます。

実にリアルにラインを再現することが出来ました。

ものの数分でこれだけ綺麗にソフトコンパウンドタイヤを再現できるので、このシタデル製の塗料、モデラーとしては一個常備させておくと何かと便利です。

ただ、外国製の塗料なので模型専門店であっても置いているところは少ないかもしれません。

この塗料でしたらインテリアのちょっとしたスイッチ類を塗装するのにとても重宝しそうです。

さて、下地処理へと戻ります。

ボディー同色に塗装するパーツの下地処理をしていきます。結構な数があります。しかも、細かいパーツばかりです。

こんなにたくさんの空力パーツが付くマシンを作るのは初めてですね。

それだけ下地処理が大変です。パーティングライン、押し出しピン跡を探し出し、#400のペーパーをあてていきます。

下地処理が飽きたので、違う作業をします。

ボディーに開いていない穴を開けます。

ピトー管と無線用のアンテナを固定する穴を、1.0ミリのピンバイスで開けました。

塗装後の塗料の厚みを考えて1.0ミリとしました。実際のパーツは0.6ミリの穴で十分です。

ただピトー管がいかにもプラスチックで形成されている感じがするので、金属線で作り直しました。

だいぶ様になったのでは無いでしょうか。

今日の作業はこれでおしまい。

明日も下地処理を続けていきます。

 

 

2009.11.02(月曜日)

今日はF2007の下地処理の続きを行います。

先日、パテを盛った部分のヤスリがけが終わっていたので、まず最初に上手く下地が出来ているか確認するためサーフェイサーを塗装したいと思います。

サフを吹き付ける前に、ボディー全体をスポンジヤスリで細かい傷を付けておきます。これは塗料の付着を良くするために行います。

続いてはボディーに持ち手を付けます。

今回のキットには、ちょうど良い持ち手を固定する箇所が無かったので、プラ板を適当な大きさに切り取ってモノコックの下側に固定します。

これで、持ち手を接着する平らな面が出来ました。

それではサーフェイサーを吹き付けていきます。

写真はサーフェイサーを吹き付け終わったもの。

下地の具合の確認をするためだけなので、サーフェイサーはごく薄く吹き付けました。

吹き付けてみて、やはり下地処理の不十分なところが至る所に浮き彫りになります。

ノーズ部の合わせ目も綺麗に消えていませんでした。赤い成形色の時は分からなかった部分もこのようにサーフェイサーを吹き付けることによってはっきりと確認することが出来ます。

ここはもう一度#400のペーパーをあてて合わせ目ラインを消していきます。

こちらはモノコックの合わせ目。

きちんとペーパーを当てたつもりでも、まだまだ不十分でした。

ここももう一度#400のペーパーをしっかりあててフラットな面を作り出していきます。

今回、パテを盛った箇所、全てが不十分でした。

下地処理をしながら、新たな間違いに気が付きました。

給油口付近に2カ所、実車とは違うところが。

このキットにはマシンを吊り上げるための穴が開いていません。1.0ミリのピンバイスを使って細長い穴を開けていきます。

そして、給油口左側のパーツとパーツの合わせ目ライン。良い資料が無くて、この部分は正確に確認できませんでしたが、ここの合わせ目ラインは不自然なのでおそらく実車には存在しないでしょう。ということで、ここの合わせ目ラインもパテを盛って消すことにします。

ある程度ヤスリがけが終わったところで2度目のサーフェイサーを吹き付けます。

今回も下地処理の具合を見るためのサーフェイサーなので、うっすらと吹き付けました。

遠目の写真では良さそうな感じに写っていますが、細部を確認していきます。

ところが、やはり下地の甘いところが出てきました。

モノコックとサイドポンツーンの合わせ目もまだまだ綺麗に消えていません。

瞬間接着パテがヒケてしまったのか、それともヤスリで盛っていかれたのか。こうなるとヤスリを当て続ける訳にはいきません。

もう一度パテを盛って成型し直しですが、瞬間接着パテを使っても同じ事を繰り返しそうなので、今回は瞬間接着剤を多めに盛って乾くまで待とうと思います。

あとは、また同じ作業の繰り返し。自分が納得いくまで同じ作業の繰り返しです。

 

 

2009.11.04(水曜日)

今日も下地処理を行います。

気になる箇所はひたすらペーパー当て。

ついでにサスペンションアーム類の仮組みをもう一度行っておきます。

複数回サーフェイサーを吹き付けていくと差し込み口が狭くなってきますので調整します。

全体的にバランスをみて最後のサーフェイサー吹き付け。今回で概ね下地が完成しました。

ボディーのサーフェイサーが完了したので、今度は他の空力関係パーツの下地処理を仕上げていきます。

先日、おおかたペーパー当てを完了していましたが、今度は実際にボディーに填め込んでみて、塗装後の厚みを考慮して問題なく接着できるかどうか確認していきます。

モノコック横の小さなフィンのようなパーツは填め込み式になっていますが、ここは塗装していく内に厚みで填らなくなる恐れがあるのでフィン側の接着部を細く削っておきます。

バージボードのこのパーツ。結構厚みが気になります。

内側から薄く見えるようにデザインナイフで削っておきました。(写真は作業前)

他にも気になる箇所に手を加えていきます。

調整が済みましたので塗装するために持ち手を取り付けました。

結構細かいパーツが多いので、持ち手を接着する場所にも気を遣います。

今回のマシンはあらかじめボディーに小物パーツを取り付けておいた方が完成後に合わせ目ラインが目立たなくていいパーツもありましたが、研ぎ出しのことや作業中取れてしまうことを懸念して、小物パーツの取付は行いません。

全て塗装後に接着したいと思います。

それではこの後、サーフェイサーを塗装します。

 

 

2009.11.06(金曜日)

昨日までにベースホワイトの塗装を終えていました。

細かいところを気にしていてはキリがありませんが、概ね良い状態に仕上がりました。

あとは本塗装を迎えるのみです。

ただ、塗料で隙間が埋まってしまったところがありました。

写真はリアの翌端板。

スリッドの隙間がベースホワイトで塞がっています。

特に翌端板は、唯一ホワイトを残してマスキングしなければならないので、もう一度隙間が大きくなるよう加工します。

デザインナイフで少しずつ削り込んでいきました。

これくらい開けておけば今後の塗装で塞がることはないでしょう。

この後、ベースホワイトを吹き直しです。

少し乾燥時間をあけて、ガイアカラーのホワイトを吹き付けました。

ちょっとだけ段差が出来てしまいましたが、ここは妥協して次の工程に進めたいと思います。

本当は今日中に本塗装を行いたかったのですが、翌端板の修正で明日に持ち越しです。

翌端板は一部ホワイトを残してマスキングし、塗り分け塗装を行いたいと思います。

 

 

2009.11.07(土曜日)

昨日までホワイトの塗装がすんでいましたので、唯一塗り分けが必要なリアウイングの翌端板のマスキングを施します。

塗り分ける場所はほんの一部ですが、スリッド部が入り組んでいるので塗料が回り込まないように注意してマスキングします。

それでは、本塗装へと進めていきたいと思います。

今回のF2007は、今までのソリッドカラーからメタリックカラーへと変更になっています。そこで、以前に購入していたガイアノーツのフェラーリ専用カラー、跳ね馬スペシャルセットに入っているbTメタリックレッドを使用したいと思います。

この色は、近年のフェラーリF1メタリックカラーに対応した塗料なので、専用色と言ってもいいでしょう。

ただ、問題はbUコーティングレッドとフーコーとで塗装しなければならないので塗装は難しそうです。

それでは時間をかけて全てのパーツに塗装していきます。

ボディーにメタリックレッドを塗装しました。

写真ではあまりわかりませんが、bTのメタリックレッドだけでは、うすいメタリックレッドにしかならず、本来のフェラーリレッドではありません。

現段階ではこの塗料を吹いて失敗したか?!と思わせるくらい、やや青紫のかかった薄いメタリックレッドです。

これからbUのコーティングレッドを塗装するわけですが、はたしてフェラーリレッドになってくれるのでしょうか。

このまま8時間くらい放置して乾燥させます。

メタリックレッドを吹き付けてから少しインターバルを置いて、専用のクリアー、bUコーティングレッドを塗装しました。

すると、先ほどまでフェラーリレッドとはほど遠い色だったメタリックレッドが、専用のクリアーを塗装してあげることによってみるみるうちに深みのあるフェラーリレッドに仕上がりました。これには驚きです。

メタリック粒子が非常に細かく、一見ソリッドにも見えそうですが、しっかりとメタリックレッドになっています。(またしても写真では分かりません・・・)

また、メタリックレッドは塗装ムラになりやすいのですが、この塗料は均一に塗装できるようになっています。さすがガイアカラーです。

拡大して写真を撮ってみましたが、やはり写真越しではこの塗料の良さが伝わりません。残念です。

でも、フェラーリの専用塗料だけあって発色はすばらしいです。さすがガイアノーツです。今回も良い仕事、してますよ。値段は少々張りますが、それだけ価値はあります。超お薦めの塗料です。ただ、この跳ね馬スペシャルセット、限定販売になっていて、店頭に並んでいる限りとなってしまうのでほしい方は急いだ方が良いかもしれません。

このメタリックレッド、たとえるならマジョーラカラーのような、またはキャンディーレッドのような発色をしております。とにかく今まで使ったことがありません。

この上からスクーデリアフェラーリのスポンサーロゴが乗ると思うと、モチベーションも高まります。

 

 

2009.11.15(日曜日)

昨日からデカール貼りを進めていました。デカール貼りはゆっくりと時間をかけて行いたいので週末まで作業を待っていました。

写真はデカールを貼り始める前の写真です。

基本的にキット純正のデカールを貼っていきます。

キットには修正のデカールが付属されていましたので、誤使用を避けるため最初に間違ったデカールを切り抜いておきました。

ところで、製作開始する前はマールボロ仕様にこだわらないとしてましたが、マールボロデカールを入手できましたので、方針を転換し、マールボロ仕様にしていきたいと思います。

使用するのはタブデザイン製。

ただ、マールボロ仕様で走ったグランプリは限られているので、実際には存在しない、なんちゃってマールボロ仕様となります。

雰囲気だけでもマールボロ仕様にして楽しもうと思います。

デカールには説明書もなにもありませんので、手持ちの資料を参考に貼り付けていきます。

で、実際にマールボロデカールを貼っていきますが、タブデザインのデカール、微妙に変なところがあります。

貼ってから気づいたのですが、”ar”?!というロゴが最後にあしらわれていたりします。これはどういう意味でしょうか?実際もこうなっているのでしょうか。それとも、識別するためのものでしょうか。

良くわからないので、この ar は削除して修正します。

せめてインストでも付けてくれれば助かるのですが。

純正デカールも貼っていきます。

一番難しいところが、サイドポンツーン後方のシェルのデカール。

ここはデカール軟化剤必須です。

焦らず、じっくりと貼ります。

今回のデカールは透けにも強く発色の良いデカールです。また弱い軟化剤ではビクともしません。

モデラーズのデカールフィットが最適です。

 

時間をかけながらゆっくりと馴染ませました。

この複雑な3次曲線に平坦に印刷されたデカールを貼り付けるのは至難の業です。

まさに軟化剤さまさまです。逆を言うと、軟化剤が無いと綺麗に貼ることは出来ないでしょう。

軟化剤を持っていないという方は、蒸しタオルや蒸し綿棒でチャレンジしてみてください。

こちらも綺麗に貼るのは大変です。

リアウイングの翌端板。

スリットに合わせて切り込みを入れて貼り付けるのですが、この切り込みを入れる作業がなかなか難しいです。

それに小さいデカールなので難しさが倍増します。

こちらはバージボード。

一番下の白いラインのデカールが付属されていませんでした。

ここには、モデラーズ製のカラーデカール、ホワイトを1.5o程度の幅に切って貼り付けました。

前もってマスキングで塗り分けても良いでしょう。

このフロントノーズのイタリア国旗はインストでは貼り付け支持がありません。

忘れずに貼りましょう。

それにしても、フジミのインストは細かいミスがたくさんあります。相変わらずというか何というか・・・

また、このデカールは本来ホワイトの縁があるのですが、デカールでは再現されていません。これから作成される方は、下地に一回り大きめのホワイトデカールを切り抜いて貼ると見栄えが良くなるでしょう。マスキングで塗り分けても良いと思います。

インストには細かいミスがありますが、今回のフジミのデカール、総体的にはとても良いデカールです。

いつも設計に問題があるわけですが、今回は寸法に不備がありません。

写真のフロントウイング翌端板ですが、複雑なラインでもピタッと合わせることが出来ます。この出来なら合格点です。

これでしたら高価なカルトグラフ社製のデカールは必要ないと思います。

概ねデカール貼りが終了しました。

続いてはカーボン地の再現です。

ある意味、このカーボン地の表現が、近代F1マシンの製作を困難にしている部分だと思います。至る所にカーボンが存在するので大変です。

ボディー等のカーボンはフジミ製のカーボンデカールAを使って再現していきたいと思います。フジミといっても物はカルトグラフ社製。1200円もします。昔はモデラーズ製の物で600円で入手できたので、高くなりましたね。

このデカールは1/20スケールのF1マシンに最適です。

基本的に空力パーツの裏側はカーボン素材。

面倒ですが、カーボンデカールを貼っていきます。これからの作業は地味な作業が続きます。

インストではシルバーのラインデカールを貼っておしまいですが、実車はそのラインデカールからチラッとカーボン素材が確認できます。

カーボンデカールを貼り付けた後にシルバーのラインデカールを貼り付けました。残りのフロントウイングも同様にして貼っていきます。

2日間で、全てのデカールを貼ることが出来ませんでした。

明日以降もカーボンデカールを貼っていこうと思います。