HILUX 4WD 製作記4
2004.10.28(木曜日)
今日は、ウインドウパーツの加工から始めます。
しかぁ〜し、クリアパーツのゲート処理を行っている時に、デザインナイフの手元が狂い自分の左手親指をざっくり切ってしまいました。 クリアパーツは、ニッパーでギリギリの位置で切ってしまうと、クラックが入ってしまうので、多少ゲートを残し、カッターやヤスリなどで少しずつ整えて加工すると綺麗に仕上がる訳ですが、ゲートを削る時にデザインナイフを使用する場合は、細心の注意を払わないと、私のように、親指を切ってしまいますので注意してくださいね。 親指に心臓があるかのように、ドキドキしております。 |
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本当は親指に力を入れられないので、今日の作業は中止しようかと思っておりましたが、作業が出来なくもないので続行しちゃいました。
かなり、親指は痛いです。止血のために絆創膏を2重にまいております。 さて、続いてはウインドウ、サンルーフの塗装のためのマスキングです。 マスキングはいつものようにトレーシングペーパーを使います。 マスキングの作製については、S−MXの製作記に紹介しておりますので見てくださいね。 |
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トレーシングペーパーで型紙を作り、塗装面のマスキングテープを貼ったところです。
慣れないうちは、なかなか上手く出来ませんが、数をこなしていくうちにコツがつかめてくるのでめげずに頑張ってくださいね。 |
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そして、今日塗装する全てのパーツのマスキングを終了しました。この作業がもっとも大変な作業です。とても時間がかかりました。
今日塗装するのは、フロントバンパーのメッキパーツにクレオスの#28黒鉄色、フロントガラスとサンルーフにクレオスの#33つや消しブラック、そして、リアのテールランプ、リアのガラス、フロントの窓枠にアルクラッドのクロームを吹き付けます。 結局フロントの窓枠はアルクラッドを吹き付ける事にしました。メタルックを上手く貼る自信がなかったので塗装を選びました。 |
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まず、アルクラッドのクロームを吹き付けるために、ブラックを吹き付けました。
アルクラッドなどのメタリック系シルバーには、下地をツヤありのブラックを吹き付けておくと、より一層のメッキ感が出るので必ず黒を吹き付けるようにしております。 |
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続いては、フロントバンパーのメッキパーツの塗装です。
初めからメッキが整形色になっているパーツは、そのまま吹き付けてしまうと、後で塗料が剥がれたりするトラブルが出ますので、下地処理としてメタルプライマーを吹き付けておきます。 今回は、原液のまま薄めずに使ってみました。 濃すぎるかと思っていましたが、問題なく吹き付ける事が出来ました。 このまま少し乾燥させます。 |
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続いては、フロントウインドウとサンルーフにつや消しブラックを吹き付けます。
マスキングは大変だった訳ですが、吹きつけはいつものようにあっという間です。 これで少し時間をおいて剥がしてみます。 |
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そして剥がしたところ。
今回も特別塗料がはみ出す事もなく上手く行きました。 このハイラックスに関しては、今のところ、塗装は順調に進んでおります。 完成が楽しみです。 |
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次は、先程、ブラックを吹き付けたパーツに、アルクラッドのクロームを吹き付けます。
そして、写真は吹き付けて、マスキングを剥がし終わったところ。 これもまた綺麗にとそうする事が出来ました。満足です。 それにしても、このアルクラッドのクロームは、とても良い塗料ですね。 メタルックが貼りづらい場所は、アルクラッドで決まりですね。 クレオスのメッキシルバーでも良いでしょう。 |
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フロント部のアップ画像です。
今回は本当にトラブル無く塗装できています。 とてもリアルに仕上がっております。 だいぶマスキングに慣れてきたという証拠でしょうか。 やっぱり数作らないとスキルは上がらないですね。 |
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今日の最後の塗装は、先程メタルプライマーを吹き付けて乾燥を待っていたフロントバンパーです。
このパーツは、今日は一晩乾かす事にして、明日マスキングを外す事にします。 はたして、上手く塗装できているでしょうか。 バンパーは、湾曲しており、マスキングに隙間が空きやすいので、少し心配です。 それにしても、今日は右手の親指が痛かった。今後は注意して作業していきます。 |
2004.10.29(金曜日)
今日は、残りのパーツの加工&塗装を行います。
まずは、フロントバンパーのつや消し黒とそうを行います。 この場所はマスキングは難しいので、筆塗りで豪快に行います。 少々はみ出しても気にしません。 とにかく大雑把に塗っていきます。 |
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ある程度塗り終わったら、綿棒にエナメル塗料の溶剤を染みこませて、はみ出した部分を拭き取ります。
メッキパーツは、エナメル塗料を溶かさないので、このように拭き取るだけで、もとのメッキ部分が出てきます。 このように、トヨタのマークがはっきり現れました。エアブラシで行うのも綺麗に行きますが、この方が簡単でお薦めです。 |
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シャシー、サイドミラー、テールランプ、ウインカーパーツなど、残りのパーツを全て塗装します。
これらのパーツは細かくて、マスキングが大変なので、私の場合はエナメル塗料を使用し筆塗りで済ませてしまいます。 慎重に行えば、案外綺麗に塗装できます。エナメル塗料は乾燥が遅いので、ムラになりづらいのが良いですね。 |
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次は、ドアの取っての部分、ルームミラーにモデラーズのメタルックを貼り付けました。
本当はフロントの窓枠のように、アルクラッドで塗装して終わらせたかったのですが、細かくなればなるほどマスキングが大変なので、メタルックを貼る事にしました。 さすがにメタルックは質感が良いですね。 とてもリアルに仕上がりました。 |
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これが最後の塗装です。
シャシーの室内側をマスキングして塗装します。 インストでは、クレオスの#13ニュートラルグレーと#33つや消し黒を混ぜるよう指示されております。 インストの指示通りマスキングし、吹き付けました。 |
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今日の最後は、室内のインパネを筆塗りでつや消し黒を塗装し、メーター、そしてタイヤとマッド・ガードにもデカールを貼って終了です。
インパネも、筆塗りで済ませてしまいました。下手にマスキングして塗料がこぼれてしまっては何にもなりませんからね。なれれば案外上手く行きます。つや消し黒の時は、筆塗りで十分です。 さて、アオシマのデカールは古いせいもあるかもしれませんが、水につけてもなかなか離れてくれません。また、マークセッターにも弱いみたいです。 マッド・ガードの4WDの文字が溶けてしまいました。後ほどタッチアップしておきます。 |
2004.10.30(土曜日)
いよいよ組み立てていきます。
私にとって、接着剤を使用して組み立てる作業が一番の山場です。 組み立てるのあっという間なのですが、接着するのが超苦手です。いつも苦しめられます。 写真は、シャシー足回りを組んだ所です。組むのはものの数分で組みあがりました。 足回りはあまり見える箇所でもないので、タミヤセメントを使用して接着しております。 とりあえず、特に失敗もせず組み立てる事が出来ました。 |
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次は室内です。
こちらも特に問題なくサクサクと組あがりました。 しいて言うなら、インパネの位置をよく確かめて組み上げないと、ボディーをかぶせたときに隙間が空いてしまうので注意しましょう。 こちらもタミヤセメントで接着しました。 プラスチックを接着するには、タミヤセメントが一番簡単で好きです、が、塗料を溶かしてしまいますので取り扱いには注意が必要です。私はこれでいつも失敗してしまいます。 |
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別アングルから撮ってみました。
なかなか良い感じで仕上がりました。 ただ、もうちょっとシートの塗り分けが分かるようにメリハリを付けた色調にしたかったです。 メーターのデカールが光の関係で陰になって写ってないのが残念ですが、なかなかリアルに仕上がっております。 |
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続いては、リアのウインドウを固定します。
この辺も、パチッとはまりました。 パーツの合いは良いですね。 アルクラッドが良い感じで輝いております。 ただ、アルクラッドはさわりすぎると、色が落ちるという事を本日知りました。 フロントの窓枠部分が、少し剥げてしまいました。 手に触れやすい箇所の使用は避けた方が良いみたいです。これも教訓とします。 |
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続いて、フロントウインドウを固定しました。
クリアーパーツには、コニシから発売されているGクリヤーを使用して固定します。 タミヤセメントで固定する事も可能ですが、はみ出したりするとクリアーパーツが白く濁ってしまうので、使わない方が良いです。 この後、サンルーフも取り付けました。 そしてシャシーと合体させたところです。 |
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残りのパーツもサクサクと組み上げていきます。
リアの荷台となる部分も取り付けました。 タイヤも取付、完成間近と言ったところ。 最後の最後にフォグランプ、フロントの死角を確認するミラー、サイドミラーを取り付けて完成です。 組み立てるのは本当に楽しいですね。 塗装はとても時間と手間がかかるのですが組立はあっという間。 |
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やっと完成しました。
今回は塗装で大きなミスもなく、なかなかの出来となりました。 やっぱり格好良いですね。この車高の高さもこの車の魅力です。 |
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ボンネットも良い輝きを放っております。
フロントもリアルですね。 外の風景をバックにするとより実写っぽく撮す事が出来るでしょうね。 |
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右斜め上からの写真。
フロントガラスの窓枠が少し剥げてしまいました。こういうところはアルクラッドは向かないみたいですね。 メタルックを貼れば良かったと後悔してますが、まぁ、良いでしょう。 |
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右リア斜め上からのショット。
完成してみると意外にロングだった事に気づきました。 今までずっと前側ばっかりを塗装してきましたからね。特にリア部はパーツがバラバラで形が想像しづらかったので、組み合わさると予想以上に長いです。 約2週間で完成させる事が出来ました。 こちらから完成写真が見れますのでご覧になってください。 |