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オペル アストラ V8 クーペ製作記1

 

2004.12.04(土曜日)

今回選んだキットはこれ。オペルアストラV8クーペ。

フジミのF355ベルリネッタが少々手こずり、気分を一新したくて、無性にレーシングカーを作りたくなり、これにしました。

もともと、このキットは作りたいキットの上位に来ていましたので、今年の最後を飾るにはもってこいと思い選びました。

 

早速、キットの全貌から確認していきます。

箱を開けてランナーを取り出すと、これだけ。

箱の中に入っていると、たくさんパーツがあって作るのに大変そうだと思っていたのですが、意外に多すぎず、タミヤのキットでは標準的な内容となっていると思います。

ただ、このキットは比較的新しいキットなので、タミヤの最新の技術が随所に盛り込まれています。

それでは、細部を見ていく事にしましょう。

まず、ボディー。非常にシャープで薄いです。

タミヤの金型技術には驚かされます。なんでこんなに薄く整形できるの?と言うくらい、精密に形成されております。

逆を言えば、ちょっと力を加えたらグニャグニャ曲がります。折ったり割ったりしないように取り扱いには細心の注意が必要です。

また、このキットの売りはドアがガルウイングになっている所。私は開閉式のドアを作るのは初めてので非常に楽しみです。

ガルウイングはヒンジによって可動できるようになっており、ビスと金属パーツで固定する仕組みになっています。

金属パーツなので、強度的には恐らく問題ないでしょう。

今から出来上がりが楽しみです。

続いては着色済みのクリアパーツ。

最近のタミヤのキットは、このようにテールランプ等を予め着色している事が多いです。

これは、作る側にとっては非常に有りがたいですね。クリアパーツの塗装が難しいので、この辺は、タミヤの作りやすさに対する配慮が感じられます。

また、金属感を手軽に表現できるインレットマーク。これも、最近のタミヤのキットでは標準装備になってきました。仕上がりがとてもリアルになるので本当にありがたいです。タミヤのキットは本当に良いですね。

続いてはタイヤ。

今回のオペルアストラは、オンロード仕様のレーシングカーですので、タイヤはスリックタイヤになっております。

F1のスリックタイヤの時は、完成時にタイヤがむき出しになるので、ゴムの合わせ目ラインをペーパーを当てて消す作業をする訳ですが、この車はボディーの中にタイヤが隠れてしまいますので、あえて消す作業は行いません。

結局、消しても完成時に見えなくなるのですから、手間をかけないでそのままの状態で良いと思います。意外にタイヤの合わせ目ラインを消す作業は時間と労力を必要としますからね。

続いてはデカール。

今回はレーシングカーという事もあってスポンサーがびっしり。

デカールを貼るのは大変ですが、私はこの作業が好きです。

もともとF1マシンをメインに作ってきましたので、デカールを貼る事は慣れており、特別苦になると思った事はありません。

むしろ、パーツ同士を接着する方が苦手です。

デカールの袋詰めの中に、もう一枚。

ウインドウパーツのマスキングテープもセットされておりました。

これも、最近のタミヤのキットでは標準にセットされております。

ウインドウパーツのマスキング、非常に大変です。このマスキングテープがセットされていると非常に有りがたいです。

本当にタミヤのキットは至れり尽くせりですね。

作りやすさの面からも、タミヤは一歩も二歩も先に出ているような感じがします。

それではパーツを切り出していきます。いつものように、塗装するパーツに毎に分別していきます。写真のように、この作業の時は大雑把にランナーからパーツを切り離します。下地処理を行う時にきちんと処理しますので、分別の段階では切り離した部分が残っていても問題ありません。

さて、もう一つ、タミヤの良い点を見つけました。ブレーキディスクのパーツですが、切り離した後も、番号が分かるように、パーツに番号がモールドされております。これは非常に有りがたいですよね。切り離した後、これは左だったか右だったか前か後ろか分からなくなる事が良くありますからね。

この辺も、タミヤの誰でも作れる配慮がなされております。すごすぎますね。

とりあえず、パーツを全て塗装する色事に分別しました。

パーツを切り出してみて、意外に塗装する種類が少なかったので嬉しいですね。

つや消し黒が一番多く、続いてはボディーカラー、そして、メタリック色と言ったところでしょうか。比較的塗装は楽そうです。

ただ、このキットは白と黄色のツートンカラーになっていますので、塗り分けが大変そうです。それをどう攻略するかでこのマシンの出来が左右されます。

さて、どうなる事やら。

 

 

2004.12.12(日曜日)

今日からオペルアストラの製作を再開します。

今日はボディーにグレーサーフェイサーを吹き付ける前の下地処理を行います。

下地処理を行う前にインストをよく観察し、接着できるパーツは先に接着しておきます。

まず最初にドアのヒンジの部分。ヒンジは金属パーツで再現されているものとばかり思っていたのですが、ドア側はプラスチックパーツでの構成です。これでは耐久性が不安ですね。

タミヤのセメントを使用せず、がっちり固定したいので瞬間接着剤を使用しました。多少多めに接着剤を塗ってから固定です。

タミヤの物より強く固定されるとは思いますが、ドアの枠自体非常に細いので、強度的に心配です。

このパーツ自体、ちょっと力を加えただけで割れてしまいそうです。

タミヤのパーツはシャープで驚かされますが、模型の可動部分としてはこの薄さ、ちょっと不安になります。

このドアパーツにはウインドウパーツも後ほど固定するようになりますが、今回は開閉式なので開閉状態にしたときは内側も丸見えになってしまいます。

そこで、ウインドウのクリアパーツを固定した後でも押し出しぴなとが丸見えになってしまう箇所はあらかじめパテを持って処理しておきます。

続いては、ロールケージ、ブレーキ・アップライトのパーツ。

こちらも、あらかじめ接着しておいても塗装や組み立てには影響しないので、接着できる部分は出来るだけ接着しておきます。

この辺は、インストをよく観察して接着しても問題ない物は事前に接着するようにしましょう。

接着し終えたところ。

このパーツの接着に使ったのはタミヤのプラスチック用接着剤。いわゆるタミヤセメント。

特になんでもないときはこのセメントで固定します。

私はタミヤセメントが一番好きです。ただ、塗装面を侵してしまうので注意が必要です。

さて、いよいよボディーの加工に入っていきます。まず、ボディーには小さい突モールドがあり、磨きだし等で邪魔になりますので削り取ってしまいます。

次に、パーティングラインを#400のペーパーで平らにします。

このキットは、非常にパーツが薄くできており、至る所でちょっと力を加えるとパキッと折れてしまいそうです。しかも、パーティングラインがどこにあるのか非常に分かりづらいです。それぐらいパーティングラインが目立たなくなっております。処理しなくても問題なさそうな感じです。

一通りパーツの下地処理が終わったら、いつものように百均で買ったスポンジヤスリで塗装する表面を全体的に傷を付けていきます。

これは塗料の食いつきを良くするため行います。

このキットは成形色が白なので、どこに傷が入ったのか分かりづらいです。あとはサーフェイサーを吹き付けてボディーの状態をチェックしていこうと思います。この段階では下地処理が綺麗に行われたのか分かりません。

フロントとリアのバンパーが別パーツになってましたので、塗装する前に接着してしまいます。

また、サイドのパーツも接着します。

パーツの合いはさすがタミヤですね。非常に正確に固定できます。

ただ、何度も言っておりますが、このキットは非常にパーツが薄いので、これだけでは接着部が弱く、磨き出しをする時に取れてしまう恐れがあります。

そこでパテを使って、バンパーの強度を増すことにします。

今回使用するパテは、タミヤのエポキシパテです。

このパテは、二種類のパテを合わせることによって硬化が始まるパテです。

私は保存するときはジップロックの付いた袋で二つのパテを別々に常温保存しております。こうすることで硬化することを防ぐことが出来ます。ただし、あまり長く保存しすぎると使えなくなってしまうので買ってきて開封後はなるべく早いうちに使いましょう。

まず、使いたい分だけハサミで切り分けます。

このとき、橙色のパテと白色のパテが同じ分量にしなければなりません。極端に片方が多いと、うまく硬化しない場合があります。

切り出したパテを、ビニールをとってから練り合わせます。

なにも付けないで練り合わせますと、手にべたべたくっついてしまいますので水を付けながら混ぜ合わせます。

二つのパテが混ざり合い、柔らかくなるまで練り続けます。

そして、出来上がった物。

これくらいの色になればOKですね。

固さは風船ガムを口から取り出したぐらいでしょうか。

すぐには硬化しませんが、使わない時は水の中に入れておくと硬化を遅らすことが出来ます。ただし、ずっと入れっぱなしにしていても、硬化は少しずつ進みますので、2〜3時間のうちに作業を終えましょう。

加工するときもすぐにべたついてきますのでその時は水を付けると作業しやすいです。

まず、サイドのパーツから。ここも強度的に不安なのでパテで裏打ちしておきます。

とりあえず、シャシーと組み合わせたときに干渉するかどうか今の段階では分からないのであまり多く盛らないようにします。

続いてフロントのバンパー。

こちらもなるべく少なくパテを盛ります。

乾燥後でもリューターを使って削ってやれば大丈夫ですが、出来るだけ手間がかからないように必要最小限のパテを盛ります。

続いてリア。

こちらも補強しておきます。

パーツ同士が非常に薄いので、パテを盛りすぎると格好悪くなってしまいますので出来るだけ少なく盛りつけます。

これで、バンパーの補強が完了です。このエポキシパテは硬化するまでに時間がかかりますので、今日はこのまま放置します。

フロントバンパーの合わせ目ラインで実際には存在しない箇所がありましたので、パテを持っておきます。

ここに使用したのはタミヤのラッカーパテです。ごく小さいパテの盛りつけにはラッカーパテがベストです。

先ほどのエポキシパテは、こういうところに使ってしまうと、ヤスリの段階で根こそぎ剥がれてしまう恐れがあるのでこのようなところには向きません。

エポキシパテは強度的に補強したい、何か形を新たに作りたいときに使用すると良いでしょう。

こちらはサイドのパーツ同士の合わせ目ライン。

ここは実際パテを持って平滑にした方が良いのか、それとも実車がこうなっているのか資料がないので分かりません。どうしたらいいでしょうかね。

とりあえず、分からないので、何もしないでこのまま行きます。

ドアを開ければ目に付くところなので、ちょっと気になりますが、実車を見比べるようなことはないのでなにもしなくても良いと私は思います。実車にこだわりがある人はきちんと調べて作業することをお勧めまします。

今回は、初めてディスプレイケースに固定して展示しようと思います。

これは、先日の地震で被害を受けた教訓です。

初めてなのでうまくいくかどうか分かりませんが、とにかくやってみます。

まず、シャシーの邪魔にならない箇所にピンバイスで穴を開けて、ボルトとナットが固定できるようにします。

次に、先ほどのエポキシパテを盛ってナットを固定します。

もちろん、固定する際は、完成時に他のパーツの邪魔にならないように良く確認しながらパテを盛ります。

少々汚い盛り方になってしまいましたが、完成時に見えなくなるのでこれで良いでしょう。

このまま硬化するまで放置します。