ニッサン キューブ 製作記3

 

2006.01.24(火曜日)

今日は細かい小物関係を取り付けていきます。

まずは、フォグランプ、ウインカー部のリフレクターの塗装を行います。インストでは特別塗装指示はありませんが実車に似せるためにはリフレクターを再現した方がリアルに仕上がります。

こういう箇所はメタルックで表現するのが一番ベターなのですが、極端に貼りづらい箇所だったので塗装で再現します。

フォグランプのパーツとボディーをマスキングします。

下地にグロスブラックを吹き付けた後、アルクラッドの107クロームを吹き付けます。メッキの表現ではこの塗料が一番光沢があって良いです。

そして吹付が終わりマスキングを取ったところ。

かなり奥の方だったので分かりづらいですが、何とかそれらしくなりました。

この上からクリアーパーツを接着し、フォグランプは完成です。

こちらはウインカー部。

写真ではあまり光沢がわかりませんが、良い感じで輝いています。

この上にクリアーパーツのライトカバーを接着します。

このカバーは設計がタイトなので、接着剤を付けなくともはめ込むだけで固定できました。

続いてはNISSANのエンブレム。

デカールで表現しようか、塗装で表現しようか色々と悩みましたが結局メタルックで表現することにしました。

エンブレムのモールドがはっきりしているのでメタルックでの表現が一番実車に近いと思います。

まずはメタルックを貼って綿棒で良く馴染ませます。

そしてデザインナイフでフチを切り出します。

小さいのでとても難しい作業ですが何とか切り出すことが出来ました。

この上から後ほどNISSANのデカールを貼ろうかと思います。

リアのエンブレムも同様にメタルックで切り出します。

リアの方がフロントより小さいので更に切り抜きは難しいです。

今度はリアのテールランプの塗装です。

こちらは筆塗りで簡単に済ませてしまいます。

今回使用したのはタミヤのエナメル塗料。特に手で触れるところでもないのでエナメル塗料で十分です。

因みにインストでは右側二つのレンズは蛍光レッドの塗装指示ですが、私は一番右を蛍光レッド、隣を普通のレッドに塗装しました。そうした方が実車に近いと思いましたので。

テールランプが乾くのを待って、次の作業へ進みます。

ボディー全体に墨入れ行います。それが住んだ後、ボディー全体にワックスがけを行います。

今回もハセガワのコーティングポリマーを使用します。

ワックスがけは、研ぎ出しを行う時みたいに丹念に行いません。あっさりとかけてしまいます。

コーティングポリマーがボディー表面に残らないように最後は柔らかい布で乾拭きして終了です。

ワックスがけが終わると、ボディーとシャシーを合体させ小物パーツを取り付けていきます。

フォグランプ、ヘッドライト、グリルを接着してフロントは完成です。

接着には全てGクリアーを使用しました。

ヘッドライトカバーのクリアーパーツの塗装も初めは真円でどうかと思いましたが、それほど違和感なく表現されたと思います。

ナンバープレートはまだ研ぎ出していないので後日接着します。

テールランプもほぼ乾いたので取り付けてみました。このテールレランプのパーツも設計がタイトなので接着剤を使用せずはめ込むだけにしておきました。

クリアーパーツの下にはメタルックを貼っておきます。なかなか良い感じに仕上がりました。テールもこれで完成です。

フロント部といいテール部といい非常に綺麗にはまります。これほどまで精度が良いと、なんだかフジミじゃないような気がしてきました(笑)【フジミ模型に失礼ですね】

次回はいよいよ完成です。

 

 

2006.01.25(水曜日)

完成まで後わずか。

今日は一気に仕上げてしまいます。

まずはサイドミラー。

このパーツだけ、若干合いが悪いのでメッキパーツの裏側と縁を若干削っておきます。

これでミラーは完成。

ニッサンのエンブレムにデカールを貼りました。なかなか良い感じに表現できたと思います。

ナンバープレートも研ぎ出して接着。

アンテナ、ワイパーも取り付けました。

あとは先ほど作ったサイドミラーを取り付ければ完成です。

やっと完成しました。

リアのキューブの特徴でもあるウインドウが実に良く表現されています。

プライバシーガラスも、良い感じに表現できたと思います。

ヘッドライトの表現もなかなかのもの。とてもリアルです。

今回の製作したこのキットはとてもパーツの合いも良好ですし、良キットでした。

実車の特徴も良くとらえているので良い感じに仕上がりました。実車はもっとワイドに思えるのですがデフォルメという事で良しとしましょう。

完成写真はこちらからご覧になれます。