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フェラーリF355ベルリネッタ 製作記5

 

2004.12.21(火曜日)

完成まであとわずか。

ラストスパートをかけます。

まず初めにフロントのボンネットのつや消し黒を塗装します。

前回もつや消し黒を塗装したのですが、ここはタミヤのエナメル塗料を使用して筆塗りで塗装した方が簡単に仕上げる事が出来るので、塗装はしませんでした。

よって、タミヤのエナメル塗料で大雑把に塗装します。

きちんとラッカー系の塗料でクリアーコートしておけば、エナメル塗料で上塗りしても、ラッカー系の塗料を溶かす事はありません。

よって、黒を大雑把に塗り、はみ出した箇所をエナメル溶剤を染みこませた綿棒で拭き取ってあげれば綺麗に塗り分ける事が出来ます。

マスキングに時間をかけるより、この方が簡単ですね。場所を見極めてこの方法が一番簡単な場合は、このように塗装します。

同様にリアのつや消し黒の塗装。

この部分も大雑把にエナメル塗料を筆塗りし凹モールドの中に満遍なく塗料を流し込みます。

このような箇所をマスキングで仕上げようもんなら時間がかかって仕方がありません。しかも、マスキングしたところで綺麗に仕上がるかどうか。

写真のように、エナメル溶剤で拭き取るだけで綺麗に塗り分ける事が出来ます。

これはラッカー塗料がエナメル塗料に負けない性質を生かした塗装方法です。

続いてはフロントのライト部と室内ミラーにメタルックを貼り付けます。

塗装でも良いのですが、マスキングして黒塗装後アルクラッドのクローム塗装という手順ですと手間と時間がかかりますからね。

このように単純な箇所はメタルックを貼った方がグッと質感も高まります。

そして貼り付けたところ。

メタルックは金箔シルバーを薄く伸ばした粘着テープですので手軽に貼り付ける事が出来ます。

また、塗装よりメッキっぽく表現できます。

ただ、非常に薄いので貼り付ける時は破かないように綿棒の先など柔らかい物で馴染ませると良いでしょう。

続いてはリアのテールランプ。

こちらの裏にもメタルックを貼ってシルバーを表現します。

塗装でも良いのですが、シルバーを塗装すると、クリアパーツだと金属感が落ちるような気がしますので、メタルックを貼り付けた方がよりリアルになるでしょう。

そして、指定されたクリアーレッドを筆塗りで塗装します。

この辺は、あえてマスキングしてエアブラシで塗装するより、筆塗りで慎重に塗装した方が失敗しないと思います。

あくまでもその人の技量の問題でもありますが。私は筆塗りで塗り分けた方が上手く行きます。自信のある方はマスキングしてエアブラシで塗装した方が綺麗に仕上がるでしょう。

さて、リアのテールランプの上の部分にもつや消し黒の塗装指示がありました。

しかし、ここはあえて塗装はしませんでした。

なぜなら、こういう塗り分けは非常に難しいからです。

下手にマスキングしてエアブラシで塗装しても、塗膜が厚くなったりはみ出したりで良い事はありません。

そこで、手軽につや消し黒を表現できるのがこれ。

メタルックの半ツヤブラック。メタルックと言えばシルバーが代表的ですが、こんな色も出ています。

さっそく使ってみます。

ある程度大きめに予めカッターで切っておき、フラットな面を下側に合わせて、あとはメタルックを貼り付ける要領で貼っていきます。

基本的に、いつも使っているメタルックと同じなので綿棒の先で丁寧にゆっくりと馴染ませながら貼っていきます。

あとは、丸みがかかっているところは、デザインナイフでカットします。このカットは、一発勝負ですので慎重に行います。間違ったからと言っても、ボディーに直接刃を当てるのですから、やり直すと汚くなってしまいます。なるべくやり直さないようにした方が良いでしょう。

なんとか上手く切り出す事が出来ました。

フロントのウインドウ近くにも、つや消し黒の塗装指示がありました。

ここもメタルックで表現する事にします。

なぜ、エナメル塗料で塗装しなかったかというと、上手く塗り分ける自信がなかったからです。今までみたいに大雑把に塗りつけて、エナメル溶剤で拭き取るという方法でも良いのですが、細かいところですので綺麗に仕上げるのは至難の業です。

このように、マスキングしてエアブラシで吹き付けるのか、エナメル塗料で筆塗りするか、メタルックで済ませるか、臨機応変で一番有ったやり方を見つけて塗り分けを表現します。

だいぶ完成に近づいてきました。いよいよ大詰めです。

今度は、ボディーに墨入れを行います。ボディーになぜ墨入れをするかというと、これも好みの問題なのですが、墨を入れる事によって、実車では分割されているラインを黒で陰影を付ける事によって視覚的に引き締める事が出来ます。この作業はやってもやらなくても良いでしょう。私は墨入れを行う派です。

この墨入れに使用するのはタミヤのエナメル塗料、つや消し黒です。それをエナメル溶剤で出来るだけ薄く薄めて使用します。墨入れにエナメル塗料を使用するのは、再三にわたって説明してきたので割愛します。

さて、細かいパーツの加工も全て行ったので、あとはこれらのパーツを接着するだけです。

ただ、クリアーパーツは非常に合いが悪いので、なるべくピッタリ合うところを見つけて接着します。

実際、サイドのウインドウの合いは非常に悪いです。このキットの悪いところですね。

もっと、誰が作っても綺麗に接着できるように工夫してほしいものです。

そして、やっとのことで完成しました。

完成するまで非常に時間がかかりました。

これくらいのパーツ数で塗装指示も少ないキットで有れば1週間もあれば出来ると思っていたのが大きな間違い。

途中で何度も失敗もあり、挫折しかけましたがやっと完成です。

完成すると、やっぱり格好いいですね。

キットの出来は決して良いとは言えませんが、私個人的感想は、プロポーションは好きです。

また、苦労したかいもあり満足行く仕上がりなりました。

完成写真はこちらからご覧になれます。