FIAT500 F1グランプリ仕様 製作記1
2009.10.17(土曜日)
今日から久しぶりに模型製作を開始します。
久しぶりなので、何を作ろうか迷いましたが、リハビリ程度にそれほど難しくなく、かつ格好良く仕上げられる物を選んでみました。 FIAT500 F1グランプリ仕様。最近発売されたキットです。 FIAT500のノーマル版は既にリリースされていましたので、バリエーション展開版。旬の時期は若干過ぎてしまったかもしれませんが、なかなかの評判だったので作成していきたいと思います。 カラーリングがフェラーリのF1マシンに準じているので格好いいです。 |
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まずは中身の確認から。
ザッと並べてみましたが、カーモデルの基本構成ながらパーツ点数は少なめ。とても作りやすそうです。 最近のフジミのキットはボリュームが多いのですが、このキットに関しては箱の中身がかなり余裕があり、すっきりしています。 今回は資料も少ないので、あまりこだわりを入れず、素組でさっさと仕上げていきたいと思います。 |
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ボディーは最新のキットだけあってシャープで良い感じです。
フロント、リアバンパーは別部品でバリエーション展開しやすい構成になっています。 FIAT500は丸くて小型な車なので、とても可愛らしいスタイルです。これにF1のデカールが貼られると、模型映えしそうです。 |
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こちらは赤いランナー部品群。
バンパー、内装関係が主です。 シートの裏側をふさぐパーツもついているのでありがたいです。 とてもシンプルな構成です。 |
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続いては黒いランナー。インテリア関係のパーツ。
インテリアはドアの内側パーツが別になっているので、その分、細かくモールドが表現されています。 カップホルダーもきっちり表現されており、非常にシャープでリアルです。 |
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こちらは足回りのパーツ群。
パーツ構成は必要最低限でリアルに再現されるように設計されております。 ブレーキキャリパー部品も小さいながら別パーツになっているので、塗装が楽そうです。 |
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クリアーパーツ、メッキパーツ群。
メッキはとてもキラキラした感じ。リフレクターやサイドミラーの鏡面部分はこれで良いのですが、エキパイ関係はちょっと派手すぎです。 クリアーパーツは非常に透き通った感じでタミヤのキットのように綺麗です。なかなか好感が持てます。 |
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ホイールはノーマルの物が付属。
実車のF1グランプリ仕様は、ホイールの形状が異なりますが、ホイールを一から作ることもできませんので、無視してこのまま製作します。 |
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デカールもいつものフジミのデカール。カルトグラフ社製には劣りますが、フジミスタンダードなので特に問題とはならないでしょう。
ただ、実車は複数のバージョンが在るらしいので、今回のキットは、当然ながらキットの絵箱の仕様となります。 |
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最後にマスキングの型紙。
今回付属されているのは型紙のみで、マスキングシートを自分でカットして作らなければなりません。 切れ込みの入ったマスキングシートはコストがかかるのでしょう。 こんなところにもコストダウンの余波を感じます。 私は一度スキャニングして、ステカで作成しようと思います。 キットを全体的にみましたがなかなか良さそうです。次回から製作を開始します。 |
2009.10.18(日曜日)
2009.10.19(月曜日)
仮組みした全てのパーツを一端外し、ボディーの下地処理を行っていきたいと思います。
まずは、いきなりボディーの内側にサーフェイサーを吹き付けました。 これはボディーの透け防止のためのものです。ボディーの内側、特にルーフ部は持ち手をつけるために接着しなければならないので一番最初にサーフェイサーを吹き付けることにしました。 タミヤの缶スプレーを使用しました。お気軽に使えるのがうれしいですね。 |
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サーフェイサーの乾燥を待っている間、ほかのボディー同色のパーツを加工しました。
このキットに付属するインストの塗装指示は、実車と違うので、今回はインストを無視して塗装していきたいと思います。 サイドミラー、インパネ、ブレーキキャリパーはボディー同色で仕上げたいと思います。 |
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サーフェイサーが乾いたら、ボディーの下地処理を行います。
スジ彫りをし直し、パーティングライン消し、塗料が乗りやすいようスポンジヤスリで全体的に傷を付けていきます。 写真は作業が終了した時点ですが、かんり慎重に作業をしたので、時間はかかっております。 |
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念入りに下地処理をしたつもりでしたけど、パーティングラインの消し忘れがありました。
やはり、サーフェイサーを吹き付けてみないと分からないものです。 今日はこれで塗料を乾かせて、明日以降に下地処理の続きを行います。 |
2009.10.20(火曜日)
今日も下地処理の続きです。
昨日課題としていたリアウインドウ部のパーティングライン消しから。 #400のペーパーで丁寧に段差を消していきます。 この他にも気になる傷を消していきます。 |
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昨日まではさほど気にしてませんでしたが、ルーフ部に不自然な線が入っています。なぜこの線が成形されているのか良くわかりません。
よって、この線を瞬間接着パテを盛り、ペーパーをあてて綺麗に消し去ることにしました。 また、ルーフの縁にあるラインが途中で無くなっているので、フロント部まで引き直しました。ちょっと太くなりすぎた感じもしますが、これで良いでしょう。ここは最後にセミグロスブラックで塗装することにします。 |
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ペーパーをあてていくと、削りかすでスジが埋まってしまいますので、もう一度丁寧に彫り込んでいきます。
全ての下地処理が完了し、サーフェイサーを吹き付けてみました。 今度は概ね良好です。 |
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しばらく乾燥させた後、すぐに下地の色となるベースホワイトを吹き付けました。近代F1フェラーリカラーのレッドを吹き付けるため、一度下地を明るい色にしなければならないのでベースホワイト塗装は必須です。
これで本塗装前の作業は終了です。 次回は本塗装へと入りますが、今回はガイアカラーから発売されたフェラーリ専用色6本セットの中から使ってみようかと思います。
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