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レイブリック NSX 2005 製作記1

 

2006.03.08(水曜日)

ホンダが2005年をもって市販車部門からNSXの姿が消え、寂しく思っていたのですがタミヤからこのキットがリリースされましたので、発売と同時に製作していきたいと思います。

久しぶりのNSXのキットだけに、私は非常に楽しみにしておりました。

それでは中身を見ていきます。

パーツ数はそれほど多くはないです。これくらいなら、モチベーションが下がらないで作っていけると思います。

最新のタミヤのキットだけに、パーツの整形はシャープで文句の付け所はありません。合いなどの精度は良さそうです。

メタルインレットマーク、ウインドウもマスクシール、テールランプのマスクシールも付属され、この辺は最近のタミヤの標準仕様でしょうか。

そして、タミヤのもう一つの標準仕様になりつつあるダイキャスト製シャシー。セミグロスブラック塗装済み。全く手を加える必要がないシャシーが付いております。

ただ、今回のキット、シャシー全面ダイキャスト製かと思いきやフロントの一部は別のプラスチックパーツです。以前にカルソニックZを作っているので、その時のシャシーに比べて妙に小さく感じます。なんか中途半端ですね。

いつもながらNSXのAピラーは非常に細く、取り扱いに細心の注意が必要です。

さて、インストを一通り見てみるとデカールを貼る指示の箇所に、こんな文面が。

タミヤのデカールはクリアーに弱いと有名で、何を今更と思ったりもしちゃいました。しかも、今回付属されているのはカルトグラフ社製のデカールなのに。

で、良くデカールを見てみるとなぜインストにあんな注意書きがあったのか分かりました。

今回キットに付属されるデカールはブルーメタリックのデカールだったからです。こういうデカール(メッキ調)は、クリアーを吹いてしまうと一発で縮れてしまいます。

デカールの質は良さそうです。しかし、クリアーが吹けないとなると問題ものですね。

このキットの一番の問題点はここにあります。どうしましょうか。

色々と眺めながら小一時間考えました。

そして良く見ると、デカールの一部に何の番号も付けられていないメッキ調ブルーメタリックデカールがあることを発見。これはおそらく、タミヤがデカール失敗に備えて予備として付けてくれたデカールだと思います。

こいつを使って、実際にクリアーを吹いてみてどのようになるか実験してみようかと思います。

水に付けて台紙から剥がしました。

裏側はこんな感じ。まったくのメタリックシールです。

研ぎ出し失敗のフォルクスワーゲンのボディーを利用して貼ってみます。

デカール自体はとっても貼りやすいです。

ルーフに2カ所貼ってみます。

この後、2つのやり方でクリアーを吹いて実験してみます。実験の結果、問題なくいけそうであればクリアーコート決定。失敗すれば、いつもと作業工程を変えて製作していこうと思います。

ちなみに、使用する塗料はクレオスのスーパークリアーUです。

なかなか良い感じのデカールですね。この上からあえてクリアーしなくても良いような気になってきました。でも、経年変化を考えるとやはりクリアーは吹いておきたいし。

一晩乾燥させて明日クリアーを吹いてみます。

今回のキットのインストにはディテールアップパーツの表記がされていますが、実際にはまだ発売になっていません。しかし、あと1週間後には発売されるみたいなので、とりあえずボディーから処理を始め、発売されるまで作業を進めたいと思います。

 

 

2006.03.09(木曜日)

今日から本格的に製作していきます。

まずはボディーの整形から。

フロント部の空力パーツが付く箇所に位置決めをする凹みがありますが、塗装の段階で消えてしまいますのでピンバイスで穴を開けておきます。

このキット、割とスジがある方ですが掘り直した方がボディー全体が引き締まりますのでスジを深くしておきます。

私がいつも使っているスジ彫りの道具。

上はピンバイスに虫ピンを刺した物。これで一番始めに案内となるラインを掘ります。

そして有る程度ラインが深くなったら、下のPカッターの刃でラインを拡げます。この刃はタミヤのPカッターの物です。本当は握る部分もちゃんと有るのですが、長くて使いづらいので私はこのように刃の部分だけ外して使っています。

パーティングラインも僅かながら存在しますので、#400のペーパーでならしていきます。この辺はさすがタミヤ、ほとんど気にならない程度のパーティングラインです。

それと研ぎ出しに邪魔になる突起部分は一緒に削り落としてしまいます。

大抵の突起はボンネットピンなので、後からディテールアップパーツに置き換えるので削り落として問題有りません。そのかわり、位置が分からなくなるので注意が必要です。

さて、昨日デカールを貼っておいた箇所に、試しにクリアー塗装してみました。

まずは、何も気にせず普通にクリアーを吹いてみました。

クリアーの希釈率はスーパークリアーU1に対してレベリングシンナー1です。

ウワサ通り、デカールに細かくシワのような模様が出てきました。

これは問題です。

そしてもう一方をエアブラシのニードルを絞って、極少量のクリアーが出るように吹いてみました。

そうするとこんな感じ。

先程よりはシワが抑えられたもののやはりデカールがよれたような感じになってしまいました。

元のデカールと比べても、明らかに質感が変わってしまっています。

うぅ〜ん、やはりクリアー塗装は厳禁のようです。

手前がクリアーを砂吹きで奥がベタ吹きです。(違いが分かりませんが・・・)

実験の結果、スーパークリアーUではクリアーコートはほぼ不可能です。

他の塗料や、希釈率によって上手く吹けるかもしれませんが私は素直にあきらめることにします。

何か良い方法が有れば良いのですが・・・

ご存じの方、お知らせ下さい。

とりあえず、ボディーの下地処理を続けます。

ダイキャスト製シャシーとボディーとを結合するこの黒いパーツ。

このパーツは協力に固定しなければなりませんので瞬間接着剤で固定します。

このキット唯一のボディー分割パーツがこれ。

この部分は実際には分割ラインがありませんので、瞬間接着剤で固定し、後ほどパテを盛って分割ラインを消し去ります。

ボディーの下地処理もほぼ終わったので、一度仮組みを行いました。

細かいパーツはその場で合いをチェックし、すぐに外してあります。

なかなか良い雰囲気です。格好いいですね。

車高もピタッと低めで決まっています。さすがタミヤです。

全てにおいてパーツの合いも良好です。

今から完成が楽しみです。

全体をチェック出来たのでこの後すぐに解体します。

残りの下地処理の続きを行います。

リアウイングとフロントのシャシーのパーツ。

この部分はパーツの合わせ目をきちんと消さなければなりませんのでパテを盛って消すことにします。

今回使用するのは瞬間接着パテ、アルテコ。

粉末状の粉に専用の液を混ぜることでパテが完成。

硬化も数分と作業性に優れています。

しかも、ヒケがほとんど発生しないのでプラモデルの造形にはもってこいのスーパーパテです。

私は使用するのが初めてなのでどんな物か実査しに使ってみたいと思います。

液の混ぜ具合によって粘土の高い物からサラサラタイプと色々自由に調整できるので良いですね。

パーツの合わせ目に使用するパテとしては使いやすいです。

しかも硬化時間も5分程度。今まででしたら、一晩はおいてからの加工だったのですがそんなに長く放置しないで削り作業を行えるので便利です。

硬化が終わったので、整形してみます。

削った感じはタミヤのポリパテに近い感じです。

サクサクと削れますしなかなか好感触。

このパテ、なかなか使えますよ。若干値段は高めですが、量も多く長く使えるのでお買い得です。

パーツをばらして塗装する色事に分けてみました。

このキットはほぼセミグロスブラック塗装がメインなので塗装は楽そうです。

次回はボディーにサーフェイサーを吹き付ける事にします。

 

 

2006.03.13(月曜日)

色々と話題となっているメッキデカール。

もう少し実験をしてみます。

まずはクレオスのマークソフターを使えるかやってみます。

結果は写真の通り(ちょっと分かりづらいですが)。特に劣化することもなく綺麗に定着することが出来ました。しかし、使いすぎは禁物。使ってもすぐに拭き取るくらいで使う方が良いと思います。

モデラーズのデカールフィットは使わない方が良いと思います。こちらは強力ですからね。

続いてはクリアーの吹き付け実験。

今回も二種類のメッキデカールを貼ります。

片方にはメッキデカールの上にモデラーズのクリアーデカールを貼り付けた物(左)

もう片方はデカールコーティング剤のデカールフィルムリキッドを塗りました。これは本来、デカールが劣化しひび割れが入ってしまったデカールに塗ると分離するのを防止する補修剤です。

クリアーデカールを貼った方のアップ写真。

今回は下地のデカールより一回り小さくクリアーデカールを貼っていました。

デカールを貼った境界線がどのようになるか確認するために一回り小さいデカールを貼ってみました。

この後、前回と同様クレオスのスーパークリアーUを吹き付けます。

さて、もう一方のデカールフィルムリキッドを塗ったアップ写真。

ところが、液を塗った瞬間シワシワになってしまいました。

こちらはクリアーを吹く前に実験終了。

デカールフィルムリキッドにも弱いことが実証されました。

ボディーの下地処理も同時に行います。

ヘッドライトはボディー同色なので、マスキングをします。このキットにはヘッドライト専用のマスキングテープが付属されているので表側はこれを貼り付けます。

裏側にも塗料が回らないようにマスキングを施します。

いつものようにランナーで持ち手を付けます。

イエローの洗濯ばさみは白、ブルーの洗濯ばさみはボディー同色(ブルーバイオレット)を塗装します。

下地はグレーサーフェイサーを吹き付けた後、ベースホワイトを吹き付け、本塗装と進めます。

そしてグレーサーフェイサーを吹き付けました。

特に問題になるところもなく綺麗に決まりました。

明日以降はベースホワイトを吹き付けタミヤのピュアホワイト、乾燥させてマスキングしブルーバイオレットを吹き付けることにします。

さて、先ほどのメッキデカールにクリアーを吹き付けてみました。

しかし、結果はご覧の通り。

クリアーデカールでコーティングされているはずなのにシワが寄ってしまいました。

左の元のデカールと比較しても、質感が変わってしまったことが分かります。

アップ写真。

このメッキデカールには今のところクリアー塗装の良い方法が無いみたいです。

クリアー塗装にこだわるのであれば、自分でメッキ風の塗装をしてクリアー塗装するしかないみたいです。でも、塗装でこのメッキデカールのような質感を表現するのは不可能でしょう。

ここはやはり、このメッキデカールを使用してクリアーコートしないで仕上げるのが一番無難のようですね。

 

 

2006.03.14(火曜日)

前回グレーサーフェイサー吹き付け完了としたわけですが、フェンダー部が若干気になったのでもう一度ペーパーを当てて整形することにしました。

足回りや室内、あまり目に付かない箇所なら多少のことは目をつぶるのですが、一番目に付くボディーですからね。気になったら今の内に修正しておきます。

この後、グレーサーフェイサー吹き付けて状態をチェックします。

やっと綺麗な下地となったので、少し置いてからすぐにホワイトサーフェイサーを吹き付けました。

少しサフの濃度が濃かったのか、表面が粉っぽくなってしまいました。

気になる箇所は後ほど#1000のペーパーを当てておきます。

リアバンパーのこの部分はピュアホワイトの指定となっていますので、ホワイトサーフェイサーを吹き付けた後、この部分だけ塗装しておきました。

この後、マスキングしてブルーバイトレットを塗装しなければならないので完全に乾かさなければなりません。2〜3日、完走させることにします。

ブルーの塗装が終わればだいぶレーシングカーっぽくなるでしょうね。楽しみです。