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トムス SC430 製作記1

 

2007.04.02(月曜日)

今日からいきなり製作を再開していきたいと思います。

しばらく模型製作から遠ざかっていたので、リハビリの意も込めまして出たばかりのタミヤのキットを製作していきたいと思います。

このキットは、2006年のチャンピオンマシン。レクサスです。

最近、レーシングカーでトヨタ車がキット化されていなかったので久しぶりのトヨタ車です。私はこのマシンがキット化されるとは思っても見ませんでした。

本当に久しぶりなので、サクサクと素組みでいこうと思います。

まずはいつものようにキットの全貌から。

でかい箱に入っている割にはパーツ数は少なめ。

最近タミヤではやりのアンダーパネルは別梱包。今回はダイキャスト製シャシーとは変わる新たな素材を採用してきたという事ですがどうでしょうか。

早速封を開けて見てみます。すると・・・

開封するとこんな感じ。

一見、ダイキャスト製のようにも見えますが、普通のプラスチックです。

ただ、真ん中に金属製のおもりが着いています。どうやって型を抜いたのか不思議ですが、どうやら今回のアンダーパネルの売りはこのインサート成型のようです。

最近のタミヤはキットに重量感をもたせるよう演出していますが、作る側、観賞する側にとってこの重量感が必要かどうか疑問です。私は重量にはこだわらないので。

最近のタミヤと言えばデカールはカルトグラフ社製。デカール自体の品質は良さそうです。

ただ、ボディーカラーが赤いところにくる文字が、赤色の上にプリントされています。これが何を意味するというと、この赤を塗装で表現する人にとって色あわせが難しいという事です。文字を綺麗に切り抜くテクニックがあれば問題ないのですが、そんな事出来る人はそうそういないでしょう。できれはこの文字は別に用意して頂きたかった。

下に写っているのはマスキングシール。随分と省略されています。自分でマスキングを付け足さなければなりません。まだ、マスキングシールが付いてくるだけ感謝しなければなりませんね。

いつものように別売りでディテールアップパーツが用意されています。

バリエーション展開しやすいように、2種類のシートベルト素材、シールが付属されています。すでにモービル1仕様の発売が決まっているので、モービル1でもこのディテールアップパーツが使えるようです。

NSXの時はそれぞれその仕様に合わせてリリースしてましたが、このレクサスでは共通のようです。買う側も売る側もこの方が良いと思います。

さて、今回のようなレーシングカーでボディーカラーが2種類以上使われている場合、塗装工程をよく考えなければなりません。

キットに付属されているデカールを使用するのか、デカールを使わず自分で塗り分けて塗装するのか。

で、小一時間インストを眺めていたら、キット付属のデカールでは赤色を全てまかなえない事が判明しました。ようするに、一部は塗り分け必須です。なんていう事でしょう!どうせなら全てデカールを用意してほしかった。タミヤにすれば、必要最小限の塗り分けで赤・シルバーの複雑なカラーリングが表現出来るように親切設計にしたとは思うのですが、どうせならデカール派もいるのですから一通りのデカールを用意してほしいものです。

仕方がないので、今回はインストの指示通り、デカールを用意されている物はデカールを、塗り分け指示されているところは塗装でボディーを再現したいと思います。

指定されているボディーのメイン色はマイカシルバーとブライトレッド。

タミヤの事ですから、純正色を使えばほぼ色の調色をしなくても大丈夫のようになっていると思いますが。

一応念のため、ブライトレッドをビンに移してティッシュに染み込ませてみました。

塗料とキットのデカールとを比較するとこんな具合。

完全に一致するとはいきませんが、タミヤのブライトレッドで塗装すればそれほど大きく色が合わなくなるという事は無いようです。

塗装の方向性も決まりましたので、仮組みをしていきます。

全てのパーツを切り離し、インストにそってパーツを組み上げていきます。

タイヤにはGT−Rの刻印がされていました。どうやらGT−R用のタイヤを使い回したようです。スリックタイヤで同じレギュレーションの下でレースを行っている訳ですから、問題ないと言えば問題ないですが・・・

そしてザッと仮組みを行ってみました。

パーツの合いはさすがタミヤ。合わないところは全くないと言って良いでしょう。気持ちよくピチッ、パタッとはまります。さすがレーシングカーだけあって車高も低いですし格好いいですね。

ただ単純に組み上げるだけであれば難しいところがないキットです。これなら初心者にも勧められます。

しかし、問題は塗装です。キット付属のデカールを使っても使わなくても塗り分け塗装は必須です。

 

 

2007.04.03(火曜日)

今日は本格的に製作を始めたいと思います。

まずは、昨日仮組みしたキットをばらして塗装する色によって分別します。

今回のキットはパーツ数も少なく、また塗装指示色も少ないので楽で良いです。欲を言えば、消火器類や無線、車内のダクトなんかもモデル化してくれれば有り難いのですが。そういった物は全てオミットされています。

キットをばらしたら、次はボディーの下地処理に入ります。今後の製作を考えて接着しても問題ない物は取り付けます。使用するのは瞬間接着剤。

瞬間接着剤が乾いたら、紙ヤスリを使ってならしていきます。

瞬間接着剤は、隙間を埋めるパテ代わりにもなります。強度が必要とするフェンダーの部分は多めに瞬間接着剤を流しておきました。

ところが、この瞬間接着剤、乾くのは早いのですが削るのが非常に大変です。ちょっと付けすぎました。

瞬間接着剤を削ったり、埋まってしまったモールドを復活させたりしているうちに疲れてしまいました。

ボディーの下地処理が嫌になったので、気分転換に別のパーツの下地処理を行いました。

しかし、久しぶりの作業という事もあって疲れがピークに達し、今日はここで作業をやめる事にしました。

ボディーの下地処理は半分も片づいていません。明日以降頑張ります。

本当は今日中に下地処理が完了し、サフまで吹きたかったのですが、焦らずゆっくりと進めていきたいと思います。

 

 

2007.04.04(水曜日)

今日も昨日の続きの下地処理からです。

瞬間接着剤の跡を綺麗に消すために#200の紙ヤスリで削り、仕上げに#400のペーパーで整えます。

スジ彫りも全体的に行っておきます。

このキットの下地処理のキモは、このフェンダーの処理になります。

フェンダー部のパーツは2つで構成され、2つのパーツを同時に瞬間接着剤で固定しても良いのですが、そうすると外側のパーツがヤスリをかけるのに邪魔になるので後で接着する事にしました。

とりあえず、最初に取り付けたパーツの合わせ目が綺麗に消えているかどうかチェックするためにサーフェイサーを吹きつけました。結果は綺麗に合わせ目が消えていました。

もう一つのパーツ(写真の白いパーツ)を瞬間接着剤で固定して、合わせ目をヤスリをかけて消します。

両方のパーツを取り付け塗装前のボディーは完成。

空力を考えてこのような複雑な形状になっているのでしょうがモデラーにとっては面倒きわまりない形状ですね。

ボンネットのエアアウトレットのパーツも接着してしまいました。塗装が完了し一番最後に接着しても良いのですが、塗装の厚みで合わなくなるリスクがあったのでこの段階で接着してしまいました。

ボディーと他のパーツにも持ち手を付けて塗装の準備は完了。

いつも通り、洗濯ばさみの色で今後の塗装をする色を識別しました。

そしてサーフェイサーの吹きつけは完了。

とりあえず大きな傷や下地処理がおかしいところは無かったので、一晩乾燥させて明日以降に次の塗装へと進めていきたいと思います。

それにしても新塗装ブースの書斎。換気扇が強力なのでサーフェイサーのミストを残すことなく全て排気してくれます。理想の塗装環境を手に入れる事が出来ました。

 

 

2007.04.06(金曜日)

実は昨日の内に下地となるホワイトサーフェイサーを吹き付けておきました。

本当は連続して塗装したいところなのですが、きちんとインターバルを開けて塗装しないと、下地の色が上に浮き上がってきたり、マスキングした時にテープに塗幕が付着するトラブルが発生します。

よって昨日はホワイトのサフを吹き付けるだけで作業をやめました。

そして今日は、いよいよ本塗装。まずはブライトレッドをボディー全体に吹き付けました。

マイカシルバーを先に塗装するか、ブライトレッドを先に塗装するかなやみましたが、今後の塗装工程や色の重なる時の隠蔽力考えるとブライトレッドを先に塗装した方が良いと思います。

さて、塗装の範囲ですがブライトレッドの指示はフロントの一部とサイドスカートのほんの僅かな部分。しかし全体的にブライトレッドを吹き付けました。これは、この上に塗装するマイカシルバーが下地の色が全て均等に塗られていれば同じ迷彩で塗装出来るからです。どの程度マイカシルバーに隠蔽力があるか分からなかったため、安全策として全てにブライトレッドを塗装しました。

ボディーの方は乾燥させるため一晩置く事にして、今日はメタリック系のパーツの塗装も行ってしまいます。

このキットの使用する色って随分少なくて楽です。金属色も3種類程度でそれほど多くはありません。

写真はブレーキ。ここにはゴールドリーフとチタンゴールド、シルバーの塗装指示がありましたが、とりあえず、一番始めにゴールドリーフを塗装する事にします。

ディテールアップパーツでブレーキディスクのエッチングが用意されていましたので、合いを確かめるため仮組みしてみました。写真のようにピタッとはまります。

アンテナはシルバーの塗装指示がありましたので、クレオスのSM01スーパーファインシルバーを塗装する事にします。

キットのパーツをそのまま使うと少々太すぎるので、0.3ミリのテグスに置き換える事にします。これは私が最近良くやるアンテナのディテールアップです。

アンテナの根本のパーツだけを残して切断し、そこにピンバイスで0.3ミリの穴を開けます。

そこに適当な長さのテグスを差し込んで完成。

テグスの曲がり具合が丁度アンテナが風圧で曲がっているように仕上がります。

この他に、ホイールにはライトガンメタル、ホイールナット、マフラーにはクレオスのSM04スーパーステンレスを吹き付けました。

これでメタリック系の塗装は概ね終了。

残っているパーツのほとんどはセミグロスブラックです。数は多いのですが、セミグロスブラックの塗装さえ済んでしまえばこのキットの塗装はほぼ終了です。なんて楽なキットでしょう。たまにはこんなキットも良いですね。