フェラーリ599GTBフィオラノ 製作記3

 

2007.08.12(日曜日)

今日で一気に完成に持っていきたいと思います。

まずはスミ入れから。

本来、開閉する部分には深くスジを彫り込んでおきましたので、スミを流し、パーツが分割している事を強調します。

スミ入れに使用したのはタミヤのエナメル塗料、セミグロスブラックを10倍に薄め液で薄めた物。

はみ出した部分はエナメル溶剤で拭き取れば綺麗に仕上がります。

続いてボディーに小物パーツを接着していきます。

こちらはヘッドライト。細かいパーツ分割でとてもリアルに再現されています。合いもまあまあですが、ヘッドライトのカバーは塗料の厚みで合いづらくなっているので摺り合わせが必要です。

こちらはリア。

このパーツも設計がタイトになっていて押し込んであげるだけで接着剤レスで固定出来ます。

着色済みパーツになっているので簡単でかつリアルに仕上げられるのは嬉しいですね。フジミさん、なかなか良い仕事してます。

サイドウインカー、エアインテーク・アウトレットのメッシュを接着し、シャシーとボディーを合体させました。

ボディーをはめ込む時は少々コツがいるので、良く確認しながらはめ込みます。

ここまで来るとほぼ完成ですね。

このあと、ハセガワのコンパウンドでボディー全体を磨いていきます。

最後に、サイドミラーを取り付け、鍵穴部には虫ピンを細かく切った物を接着し完成です。
もう一つ、忘れていました。

ホイールに跳ね馬のエンブレムのデカールを取り付けて本当の完成。このデカールを最後に付けた方が、組み立て中に剥がれる心配が無くなります。

キャリパーの黄色もワンポイントになって、なかなか良い感じに表現されました。

やっと完成しました。

全体的にパーツの合いも良く、なかなか良いキットでした。

少ないパーツでも、完成後はリアルに仕上がるように設計されていて、クオリティーは高いです。

各部にメッシュパーツが用意されていますが、キットのままでも十分リアルだと思います。ただ、メッシュの目の大きさが気になる方は、置き換えても良いでしょう。

今回はモデラーズのブライトレッドを使いましたが、この塗料はなかなか良い塗料です。近年のフェラーリにはマッチしているのではないでしょうか。

フジミのキットのホイールはサイズが小さいと言われてきましたが、この599GTBでは改善されているようです。

インテリアの塗り分けは大変でしたが、作っていて楽しいキットでした。

これで599GTBの製作はおしまし。詳しい完成写真はこちらでご覧ください。