三菱 ランサーエボリューションY WRC製作記3
2007.11.30(金曜日)
久しぶりの更新です。
だいぶボディーが乾燥したので、今日は研ぎ出しを行います。 まずはクリアー層とデカールとの段差を取るために#2000のヤスリで全体を研磨します。 ミュージアムコレクションの剥離デカールは色透けが少ない分、しっかりと厚みがあるので段差が目立ちます。 |
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ある程度平らになったら、お次は定番メニューのタミヤコンパウンド、粗目→細目→仕上げ目の順に丹念にコンパウンドをかけていきます。
いつものように古着のTシャツをウエストして使用しました。 |
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今回のクリアーはクレオスの新色、スーパークリアVを使った訳ですが、乾燥も早いですし塗幕も硬く、非常に良い印象を受けました。今まで使用したクリアーにはない、ツルンとした感じが良いです。
ボンネットのアップ写真。なかなかツヤが伝わりづらいですが、今回もカドを出すことなく良いツヤに仕上げる事が出来ました。 |
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ボディーの研ぎ出しはこれでおしまい。
あとはバンパー等の研ぎ出しが残っています。 ボディーの方は完成が見えてきましたが、シャシー、内装とまだまだ塗装しなければならないのが残っています。 今月中の完成目標が年内中の完成にずれ込んでしまいました。 |
2008.12.15(月曜日)
来年の1月中旬からまた試験勉強が始まります。よって、それまでの1ヶ月間にあと2台くらいは完成させたいところです。
次は何をしようか悩みましたが年内中に1台完成させたい、そうなると新規のキットは難しいので製作を中断していたキットを完成に持っていこうと思います。 で、久しぶりの製作記再開はランサーエボリューションYです。実に1年以上も放置していました。ボディーの塗装は完了しているので、残ったほかのパーツの塗装を行いたいと思います。 ボディーは研ぎ出しまで完了していますが、そのうちもう一度研ぎ出しをしたいと思います。 |
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インストをチェックしながら作業工程の復習。インストを眺めていて思ったのは、このキット、非常に塗り分けが多くめんどくさいです。今更ながら思いました。
そうは言っても手を動かさなければ進まないので、まずはセミグロスブラックを塗装するパーツ群を片づけたいと思います。 ドアの内張は白と黒の塗り分け。セミグロスブラックを塗装する部分を残して、他はマスキングテープで覆います。 |
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こちらはブレーキ。
このような円のマスキングにはサークルカッターが非常に便利です。パソコンで編集してステカでマスキングシートを自作しようかとも思いましたが、サークルカッターさえ有ればそこそこ簡単にマスキングできます。 ちなみにブレーキはフロントとリアで塗装する色が違います。フロントがゴールド、リアがマイカブルーですが、モンテカルロ仕様の時はどうであったか不明。インスト通り塗り分けることにします。 |
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他にもマスキングが必要なパーツがありましたので根気よく作業を続けます。
そして今日塗装するパーツが出そろいました。 9割がたセミグロスブラック塗装です。 あとは一気に塗装したいと思います。 |
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約1時間かけて全ての塗装が終了しました。
ドアの内張のマスキングをおそるおそる剥がしてみると、何とか塗り分け成功。少し塗り分けラインが汚いですが、組み立てるとわからない部分なので良しとします。 |
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ブレーキもこんな感じに仕上がりました。今回はエッチングパーツを使用しませんので3色に塗り分けです。よってキャリパーの塗装が終わっていません。
一晩乾かして、サイドマスキングを施しキャリパー部にメタリックグレイを塗装することにします。 次回も、細かい塗装が続きます。 |
2008.12.16(火曜日)
今日も地味な作業が続きます。
とにかく塗り分けなければならない塗装がたくさんありますので少しずつ進めていきます。 このような丸い部分は昨日と同じくサークルカッターを使ってマスキングテープを切り出し、マスキングします。 ただ、ちょうど良いサイズがなかなか出せず、かなり苦労しました。 |
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ブレーキディスクも最後の塗り分け。
インストの指示ではメタリックグレイですが、クレオスのSM04スーパーステンレスを使用します。 せっかくここまで綺麗に塗り分けが出来ているので、慎重にマスキングを施します。 |
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インパネも塗り分け塗装を行います。
昨日までにセミグロスブラックの塗装を終えていますので、マスキングしてつや消しブラック塗装します。 今回はセミグロスブラックとつや消しとの差を出すために、つや消しブラックに更にフラットベースを追加しました。 この他にシート、ステアリングもつや消しブラックで塗装します。 |
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今日はマスキングに時間がかかったので、塗装するパーツは少なめ。
早速塗装を行い、マスキングを恐る恐る剥がしてみました。 ラジエターの冷却ファンは若干のはみ出しがあったものの、これでOKとします。ちょっとマスキングがあまかったせいです。 |
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続いてははブレーキ。
こちらは大きくはみ出すこともなく、上手く塗り分けることが出来ました。 キャリパーとブレーキディスクの色の違いを出したかったのですが、上手くメリハリを付ける事が出来ました。 今日の作業はこれでおしまい。明日以降も地味な塗り分け作業が続きます。 |
2008.12.19(金曜日)
塗り分け塗装はまだまだ続きます。
シャシーも塗り分けの指示がありますのでマスキングして塗装します。 これだけを塗り分けるのに、かなりの労力とマスキングテープが必要になりますので、筆塗りで済ませば良かったなと、ちょっと思いました。 ミッション部にはマイカレッド、後方の2ヶ所はマイカブルーを吹き付けます。 |
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インタークーラーの配管にもマイカレッドの塗装指示ですので、一緒にマスキングして塗装します。
こういう長細い塗り分けのマスキングは非常にしづらいです。そんな時はマスキングテープだけでなくビニール袋を併用すると楽にマスキングできます。 それにしても時代はエコを求めているのに、塗装後のゴミが膨大に出るので問題になりますね。 |
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そして塗装しました。
塗装箇所が少なかったので、あっという間に終わりました。 2色の塗装場所が近かったので、いつもより塗料の出を少なくして塗装しました。 |
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マスキングを剥がすとこんな感じです。
はみ出したところはリタッチしておきました。 |
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こちらも塗り分けはうまくいきました。
最後に三菱のスリーダイヤのデカールを貼って今日の作業は終了。 本当は塗装で行こうかとも思いましたが、タミヤ付属のデカール、薄く透けていてそのまま使っても良い感じ違和感なく仕上がりました。 |
2008.12.20(土曜日)
今日もシャシーの塗り分け塗装です。
今回はシャシーの表面です。 排気管が配置される箇所なので、熱対策用のシルバーを塗装で表現します。 それにしても、このマシンは塗り分けの多いこと。マスキング作業はこれで何回目でしょうか。 時間をかけて慎重に作業しました。 |
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すぐに塗装をし、マスキングを剥がしました。
仕上がりは良好。良い感じに仕上がったのでモチベーションも上がります。 |
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さて、室内には消火器が設置されていますが、消火器の色は黒、それを止めるバンドの色が赤。
ここにきてマスキングをして赤を塗装するのも良いのですが作業が細かすぎて、綺麗に仕上げる自身もありません。また下地にホワイトを吹き付けないと発色もしないので、ホワイト→赤と塗装すると塗装面が厚くなります。 |
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そこで、モデラーズのカラーデカールを使うことに。カルトグラフ社製のデカールですから、きっと貼りやすいと思います。
今回は0.5ミリ幅のラインを使います。 |
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カルトグラフ社製だから貼りやすいと思って作業しましたが、このスケールになると逆に硬すぎてなかなかパーツに馴染んでくれません。結構悪戦苦闘しましたが何とか完成。
他にデカールを貼ってグリップの部分は筆塗りで塗装しました。 こうしてみると、なかなかリアルに仕上がりましたが、その苦労も完成後はあまり見えなくなりますのでほどほどに作るのが健康的だと思います。ホースを追加しようと思いましたが止めました。 |
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こちらは何かのタンク。これも室内に配置されます。
バンドの部分をデカールで処理し、金具をハセガワのミラーフィニッシュを貼り付けました。ところが、このミラーフィニッシュ、水が付くと粘着力を失うというデメリットが発覚。向かって右側の金具部分が左右に広がってしまいました。乾燥後、爪楊枝で押し当てて補修しました。 |
2008.12.21(日曜日)
今日は若手漫才ナンバーワンを決める「M−1」の開催日。正午からSCで敗者復活戦のライブ中継がありましたので、それを見ながらボディーの研ぎ出しを行いました。
ボディーの研ぎ出しは以前に完了していましたが、年月が経つとやはり光沢は若干落ちますので研ぎ直しです。とは言っても、タミヤの仕上げ目を全体に1回かける程度で止めました。それだけも十分の光沢が復活させる事ができました。 |
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ボディーの研ぎ出しが終わると、次の工程として窓枠塗装です。
またしてもマスキング。インストを良く確認しながらマスキングを施します。どうしてもデカールの上からのマスキングとなるのでマスキングでデカールが持って行かれるんじゃないか心配です。 一緒にウインドウパーツもマスキングします。こちらは、付属のマスキングシートを使用します。 写真は塗装が終わった状態です。 |
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恐る恐るマスキングを剥がしていきます。
リア部に少々のはみ出しがあったものの良い感じに仕上がりました。 はみ出したところはクレオスの薄め液を含ませた綿棒で拭き取って補修です。 |
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ボディーのマスキング剥がしは特に慎重に行います。
強引に引っ張るとデカールがマスキングテープの粘着力で剥がれてしまう可能性があります。 ゆっくりと1枚1枚剥がしていき、作業終了です。 何とか無事に作業を終えることが出来ました。 セミグロスブラックが入ると、ボディー全体が引き締まります。 |
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ウインドウパーツにデカールを貼り付けました。
ウインドウパーツはボディーに何度も仮組みをし、デカールの位置を決めます。 特にハチマキの部分は隙間があいたりすると格好悪くなってしまうので入念なチェックが必要です。 ハチマキの下はスモークの塗装指示がありましたので裏側からマスキングをして吹き付けました。スモークはタミヤのTS71スモークを使えば良い感じに仕上げることが出来ます。 |
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さて、今までずっと気になっていたのがこのデカールの部分。デカール貼りに失敗し、タミヤの付属のデカールで補修したのですが、補修の境目が色味が違うので非常に気になります。
思い切って補修しようと思います。 |
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余っていたデカールを上から貼ってだいたい同じような感じにしてみました。
見栄えは悪いのですが、明らかな境目が無くなって補修前よりだいぶ良くなりました。 左側のドア部も補修しようと思いましたが、汚くなりそうだったので止めました。 今日の作業はここまで。まだまだ細かい作業が続きます。 |