ニッサン テラノ 製作記2
2006.03.03(金曜日)
今日の作業はデカール貼りから。
心配していたデカールですが、何とか貼ることが出来ました。クリアー部分の劣化がかなり激しくて、貼るのにとても気を使いました。もう少しでバラバラになってしまうところでした。 デカールの色も真っ白ではないのですが、下地がメタリックブラックなので違和感がありません。 このまま放置といきたいところですが、デカールの状態が悪いのですぐにクリアー塗装を行うことにします。 |
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その前に、シルバーを塗装するパーツの下地処理をしてしまいます。
今回シルバー塗装は概ねこれくらい。 問題はどの色を塗装するかですが、フロントバンパーも一緒に塗装するので、全てクレオスのメッキシルバーで塗装したいと思います。全部メッキ色はおかしいかも知れませんが、それほどこだわっていないのでよしとします。 因みに、黄色の洗濯ばさみはナンバープレートです。こちらは白で塗装します。 |
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下地にグロスブラックを塗装してから、少し時間をおいてクレオスのメッキシルバーを塗装しました。
なかなかの金属感が生まれました。 |
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フロントバンパーはこんな感じ。
気になっていたパーティングラインは無くなりました。 やはり、メッキシルバーでも初めの光沢感をそのままにとはいきませんが、そこそこ良い感じになりました。 |
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さて、シルバーの塗装を行っている間にボディーのクリアー塗装を行います。
今回はデカールが少なめなので、それほどインターバルを開けないで続けて2回塗装します。 なかなか良い感じでツヤが出ました。 でも、もう1回くらいクリアーを吹きたいですね。どうするか明日以降判断します。 |
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一番気を使ったデカールの部分。
剥がれてくることなく、上手くクリアーコートできました。 あまり気にせずサクサク作業を進めるのも楽しいですね。 たまにはこういう製作もいいものです。 |
2006.03.09(木曜日)
テラノのボディーにもう一回クリアーをたっぷり吹き付けました。
前回の状態でも良かったのですが、より光沢を出すためにしっかりとクリアー層を作っておくことにしました。 かなり良い感じで光沢がでました。 これで研ぎ出しが楽しみです。 |
2006.04.09(日曜日)
クリアーを塗装してからちょうど一ヶ月が経過しました。
乾燥は十分です。 これから研ぎ出しを行います。 いつものように#2000のペーパーでボディー全体にペーパーを当てます。 画像は一通りペーパーを当てた状態。 |
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そして、時間をかけてタミヤのコンパウンド(青キャップ)で研いていきます。
とりあえず全体的にコンパウンドをかけてみましたが、まだ少し納得がいかないところがあるので、コンパウンドがけは次回に持ち越します。 |
2006.04.10(月曜日)
今日も引き続きコンパウンドをかけていきます。
もう一度、タミヤの旧コンパウンド(青キャップ)で全体的にコンパウンドをかけていきます。 だいたい良い感じになったらタミヤの仕上げ目コンパウンド(白キャップ)で細かい傷を消し去り、完成です。 |
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結構時間をかけて磨き上げました。
なかなか良い艶が出たと思います。 が、写真だとあまり良く分からないのが残念です・・・ |
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ルーフ部を映り込みが分かるように撮影してみましたがいまいち良く分かりませんね・・・
この後、窓枠塗装へと移りたいと思います。 足回り、室内が完成する前にボディーが出来上がりそうです。 |
2007.07.20(金曜日)
だいぶ私生活の方も落ち着いてきたので製作再開です。
何から手を付けようか迷いましたが、現在製作中の物を片づける事にします。 まずはテラノから製作を再開。 研ぎ出してから実に1年3ヶ月ぶりにボディーに手を触れます。 完全にクリアーが硬化してから研ぎ出しを行ったので、ツヤの後退はありませんでした。良い感じに光沢が出ています。やはり、クリアーを十分に乾燥させてから研ぎ出しを行うとツヤは有る程度持続されるようです。 |
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シャシーから手を付けようかと思いましたが、少々ボディーが気がかりだったので、ボディーの窓枠塗装から。
気がかりだった理由は、塗装してからかなりの年月が経過したため、マスキングした時に塗料がマスキングの粘着力で持って行かれないか心配です。 塗料というのは年月が経過すると、ボロボロになってしまいます。特にプラスチックモデル用の塗料だと、実車の塗料に比べて耐久性が劣るのは言うまでもありません。 このボディーの塗料もパリパリに乾いていました。はたして上手くマスキングして塗り分け出来るでしょうか。 |
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おそるおそるマスキングを施します。
窓枠のモールドを深めに掘っていたので、マスキングは割と簡単でした。 私の場合、そのモールドにそって直接デザインナイフで切り込みを入れてマスキングテープをカットするので、切り込み部分が塗料の弱点となりマスキングテープを剥がした時に一緒に塗料が持って行かれそうで懸念を抱いていました。 兎にも角にも必要ないところに塗料が吹き込まれないように全体をマスキングしました。 |
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そして一気につや消しブラックを吹き付けました。吹きつけはものの数分です。
問題はここから。 既に塗装してあった塗料が剥がれないように細心の注意を払いながらゆっくりと丁寧にマスキングテープを剥がしていきます。 |
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おそるおそる剥がしてみると、何とか無事に塗り分け塗装は完了。
特に塗料が剥がれる事もなく、仕上がりました。 とりあえず一安心。 出来ればここまで長い間、放置しない方が良いと思います。製作は間をあけず、一気にやってしまいましょう。 |
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ボディーの裏側もつや消しブラックを吹いておきました。本当であれば、内装色を吹き付ければ良いのでしょうが、今回は当たり障りのないブラックを吹き付けて簡単に済ませる事にしました。
ボディーの方は、墨入れをしてフロント・テールランプ類やフェンダー、サイドミラー等小物類を取り付ければ完成です。 次回はシャシーの製作に移りたいと思います。 |
2007.07.22(日曜日)
今日の作業はブラック系の塗装をするパーツの下地処理。とても地味な作業です。
ほとんどが足回り関係のパーツ。 面倒ではありますが、のんびりと進めていきます。 |
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いつものように持ち手を付けて塗装しました。
写真はセミグロスブラックのパーツ群。 |
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続いては、ツヤ消しブラックのパーツ群。
前回の教訓を生かし、クレオスの#33ツヤ消しブラックに少量の#30フラットベースを加えて塗装しました。 すると完全のツヤ消しブラックに仕上がりました。 前回レクサスのトムス仕様を作った時にセミグロスブラックとツヤ消しブラックの違いがあまり出なかったので、今回はメリハリを付けてみました。 |
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足回り系のパーツが全て塗装が終わりましたので、早速組んでいく事にします。
まずはフロント部から。 4WD機構がしっかりわかり、作っていても楽しいです。パーツの合いの良さも完璧です。 アオシマ製のこの手のキットは特徴である4WDの足回りが実に良く再現されています。 |
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続いてはリア部。
こちらもパーツの合いが悪いところもなく、ストレス無く組み上げる事が出来ました。と言っても、一番始めに仮組みしておいたおかげではありますが。 問題は、リアの車高を少し落とした事。落とした後の仮組みをしていないのでどの程度落ちたのかは未確認。吉と出るか凶と出るか・・・ |
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シャシーの全体図です。
とても立体的で4WDが好きな私にはたまりません。 でも、シャシーは普段、下を覗き込まないと見られない箇所なので、完成後はあまり見る事が出来なくなるのが残念。 これでシャシーはほぼ完成。次回はインテリアへと進めていきたいと思います。 |