トヨタ アルファード製作記2
2005.04.19(火曜日)
先日盛っておいたパテが乾いたのでヤスリを当てていきます。
ヤスリは#400から始め、#1000のヤスリで整えます。 |
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写真はヤスリをかけ終わったところ。
ヤスリを当てていくと、これで良いのか分からなくなるので、適当なところで作業をやめてサーフェイサーを吹きつけます。 |
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そしてサーフェイサーの吹きつけが完了しました。
ただ、まだ完全ではありません。 |
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スライドドアに盛ったパテが完全に平らになっていませんでした。
もう一度紙ヤスリを当てて平滑にします。 |
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この下地作業はとても重要です。
自分が納得の行くまで繰り返します。 気になるところは全てヤスリを当てて、サーフェイサーを吹きつけます。 サーフェイサーを吹きつけてみると、今度は概ねOKでした。 続いてホワイトサーフェイサーを吹き付ける事にします。 |
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ボディーにホワイトサーフェイサーを吹き付けてみました。
今回は特別ホコリが付着する事が無く、上手く塗装する事が出来ました。 さて、いよいよ明日は本塗装へと進みたいと思います。 やっとサフ→ヤスリのループから抜け出す事が出来ました。 |
2005.04.22(金曜日)
今日も作業時間があまり取れませんでしたが塗装のみ行いました。
そして、吹きつけが終わった写真。 実は、今回の吹きつけには先日購入したばかりの新しいエアブラシで吹き付けました。 ところが、やはり少し使用感が違うので、少々手こずりました。 |
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今回の塗料はモデラーズのモンテカルロブルーを吹き付けたので、メタリックカラー専用にしたのが、新しく買ったエアブラシ。
エアテック製の製品で、使い慣れればなかなか良いエアブラシではありますが、ノズルキャップが細吹き用のようで、ボディーを塗装する場合にはあまり適しておらず、有る程度吹き付けていくと塗料がダマになって飛び散るトラブルが発生。 結局、そのダマになった部分を消すため、厚吹きになってしまいました。 ノズルキャップを外して塗装すると、問題は解消されましたが、ノズルキャップを変更しなければなりません。 |
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ちょっと厚吹きになりましたが、このモデラーズのモンテカルロブルーはなかなか良い塗料です。
メタリック粒子も非常に細かく、スケール感を損ないません。 タミヤから2005インプレッサWRCモンテカルロ仕様が発売されるというリリースがありましたので、その時もこの塗料を使いたいと思います。 |
2005.04.23(土曜日)
さて、一晩おいて乾燥させたのでデカールを貼ってしまいます。
貼る箇所は非常に少ないです。 |
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いつものように調子よくデカールを貼った訳ですが、慣れてきた時にこのような失敗をしてしまいました。 | |
どうしようかと考えましたが、良くデカールを見てみると、グレード違いでGのデカールがもう一枚付属されていました。
これを貼って修正します。 |
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そして貼り付けてみました。
なんとか上手く修正する事が出来ました。 この上からクリアーを吹き付ければ全く問題なく分からなくなる事でしょう。 今日の作業もこれだけ。 明日はクリアー塗装へと移ります。 |
2005.04.24(日曜日)
さて、今日は日曜日。
じっくり時間をかけてクリアー塗装をしていこうと思います。
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まずは1回目のクリアー塗装。
いつものように、1回目はデカールや塗料に馴染ませる程度で、極少量のクリアーを吹き付けます。 その後、2時間のインターバルを開けます。 クリアーはモデラーズのスーパークリアーです。 |
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そして2回目の塗装。
2回目は、満遍なくたっぷり吹き付けます。 1回目から2時間をおいているので、デカールがふやけたり、塗幕が溶け出す心配はありません。 この後は3回目のクリアー塗装を行う訳ですが、やはり2〜3時間くらい乾燥させます。 インターバルを開けてクリアー塗装することがトラブル防止に繋がります。 |
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そして3回目は光沢を見ながらたっぷりとクリアーが流れ出す寸前まで吹き付けます。
クリアー層を厚くするか、薄くするか、人それぞれ好みがあるかと思いますが、私は比較的厚めに塗装します。 この後、5日間くらい乾燥させます。 |
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上の写真とあまり比較になりませんが、結構良い感じに艶を出す事が出来ました。
クリアーを吹き付ける事で、深みのある鮮やかなメタリックブルーになりました。 モデラーズのモンテカルロブルーはなかなか良い塗料です。 インプレッサーを作りたくなってきました。 |
2005.06.21(火曜日)
しばらく作業が中断してしまいましたが、今日から再開します。
まずは室内の塗装から。 室内パーツの下地処理を行います。 シートの押し出しピン後、パーティングラインを消していきます。 かなり強くパーティングラインが走っているので#400のペーパーを当てて根気よく消していきます。 |
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このキットのシートは、ランナーから外してしまうと運転席、助手席、バックシートの区別が付かなくなるので、前もって番号を記入しておきます。
シートの下なら文字を書いても問題有りません。 |
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そして、全ての下地処理が完了しました。
まずは、これらのパーツにクレオスのタンを吹き付けます。 室内も広いので、塗料も大量に使用します。 |
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続いては足回り関係のパーツ。
こちらもパーティングラインを消し、緑色の洗濯ばさみには艶有りブラック、ピンクの洗濯ばさみには艶有りブラックを塗装後、アルクラッドのクロームを吹き付けます。 あまり見える部分ではないので、下地処理はほどほどに済ませます。 |
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さて、ボディーですが放置時間が長かったので乾燥はバッチリです。
それでは研ぎ出しをしていきたいと思います。 いつものように#2000のペーパーでクリアーを研いでいきます。 |
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写真は全体にペーパーを当て終わったところ。
写真のように艶が消えてしまいました。 まだ少し、ペーパーの当て方が不十分な所がありますので、全体的にペーパーが当たるように根気よく磨いていきます。 |
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さて、今回使用するコンパウンドは昔のタミヤで出していたコンパウンド。
今は絶版になっております。 このコンパウンド、非常に入手困難になってしまい、今のものと比べて油分が少なくなっており、扱いやすいです。 価格も一本150円とお手頃ですね。近所の模型屋で売れ残っていたので全部買ってしまいました。 |
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そして丹念に磨いていきます。
だいたいこれくらい艶が出てくれればOKでしょう。 ちょっと前まではこのコンパウンドしかなく、こればかり使っていたので扱いやすいです。 |
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この後、現在発売されているタミヤの仕上げ目でフィニッシュさせるとご覧の通り。
研ぎ出した面にくっきりと写り込めば鏡面仕上げ完了です。 この後、コンパウンドをぬるま湯で洗い流し、一晩乾燥させます。 |