FIAT500 F1グランプリ仕様 製作記3

 

2009.11.08(日曜日)

ニューFIAT500チンクェチェント、残る作業はボディー関係の細かいパーツの接着となりました。

今日は一気に仕上げていきたいと思います。

まずは写真には無いのですがウインドウパーツをボディーに取り付けます。が、この作業、塗料の厚みでウインドウパーツが上手く填ってくれません。必死に色々と試しましたが結局妥協して、少し合いませんが取り付けました。接着剤を使わないで押し込みました。

次に、ヘッドライトを取り付けます。

仮組みの時はそれほど気づきませんでしたが、今合わせてみると下の方に隙間が見えます。

 

あまりにも隙間がみっともないので、ハセガワのミラーフィニッシュを周辺に貼り付けて隙間を塞ぎます。

ミラーフィニッシュはとてもメッキに近い薄いセロハンのテープで出来ていますが、薄さ故に光にかざすと透けて見えます。

裏側から黒のマジックを載せておくと透け防止となります。

ヘッドライトのリフレクターを接着しました。

先ほどの隙間が見事に隠れました。

上部やその周辺も多少隙間が気になりますが、クリアーパーツを取り付ければ分からなくなるので、この部分のみで良いかと思います。

続いてはサイドウインカー。

こちらもクリアーパーツになっていますので、発色をよくするために裏側からハセガワのミラーフィニッシュを貼り付けて発色を助けてやります。

仮組みの段階でボディー裏側を削り込んでいたので、パーツの頭がちょこっと出てリアルに仕上がりました。

リアのハッチバック開口するときの手を掴む箇所にもハセガワのミラーフィニッシュを貼り付けます。

ここはピッカピカのメッキとなっていますので、ハセガワのミラーフィニッシュが一番の適材です。

ミラーフィニッシュは伸びるのでとてもリアルに仕上げることが出来ます。

この質感は本物のメッキですね。

リアのテールランプも接着しました。

接着に使用したのはコニシのGPクリアー。普通のGクリアーより流動性が高いので、少量づけをするには便利です。

慎重に塗り分けたので、上手く塗り分けラインがリフレクターの境界線に合いました。

ドアミラー等の小物もGPクリアーで接着します。

最後に、タミヤのモデリングワックスで磨きます。

模型用のワックスは、コンパウンドのように必死になって磨く必要はないと思います。

軽くティッシュに含ませて塗り、仕上げに柔らかい布でワックスを拭き取ってツルンとなれば完了です。

やっと完成しました。

製作期間は最近にはなく速いペースで3週間あまりで完成しました。

できあがるとやっぱり格好いいですね。

フェラーリレッドにシェルマークが似合います。

所々にハセガワのミラーフィニッシュを貼り付けました。

良いアクセントになっていると思います。

バンパー下のメッシュ部分は、別パーツに置き換えようとも考えましたが、このスケールで綺麗に型が抜けているのでこのままでもリアルに仕上がったと思います。

リア後方から。

良いですね。

Cピラーのロゴが若干不自然ですが、今回はキットの良さに目をつぶりましょう。

車高もきちんと仮組みをした甲斐があって違和感なく統一できたと思います。

これで製作記はおしまいです。

これからFIAT500チンクェチェントを作成される方は参考にして頂ければ幸いです。

完成画像はこちらからご覧いただけます。