カルソニック インパル Z 製作記2

 

2005.07.10(日曜日)

今日はいよいよデカールを貼っていきたいと思います。

まずは、前回タッチアップして塗装をリカバリーした部分。

ここから貼っていきます。

で、実際に貼ってみましたが、予想していたとおり、見事に分からなくなりました。

傷つけた時はちょっとモチベーションが落ちかけていましたが、これでまた復活です。

この調子でデカールをどんどん貼っていきたいと思います。

カルソニックの大きなデカール。

ドアの分割ラインと給油口の部分はきちんとデカールを馴染ませるのは難しいですが、新しい刃に変えたデザインナイフで切り込みを入れ、モデラーズのデカール軟化剤を付けてあげるとご覧の通り。綺麗に貼る事が出来ました。

モデラーズのデカール軟化剤は、非常に強力で、タミヤのデカールをすぐに溶かしてしまいますが、上手く使えば最強の軟化剤です。このような部分には非常に重宝します。

いつも言ってますが、デカール軟化剤は付けすぎに注意しましょう。

順調にデカール貼りが進み、特に問題になるところはなかったのですが、このマシンの一番の難所がここのエアアウトレットの細かいデカール貼り。ここは要注意です。

とにかくデカールが細かいですからね。貼るのは非常に難しいです。

一応貼り終えた訳ですが、バランス良く貼る事が出来ませんでした。貼ってしまったものは仕方がないので、ホワイトを塗ってタッチアップしておきます。

ボンネットのデカール貼りが上手く行きませんでしたが、なんとか全てのデカールを貼りました。

やっぱりレーシングカーは格好いいですね。鮮やかなデカールを貼る事で、レーシングカーへと姿を変えていきます。

思ったよりもデカールが少なかったような感じがします。しかし、時間はそうとうかかっております。

一晩乾燥させて、明日以降クリアー塗装をしていきたいと思います。

 

 

2005.07.14(木曜日)

デカールを貼ってからだいぶ間があいたので、乾燥はバッチリでしょう。

今日はクリアー塗装をしていきたいと思います。

その前に、デカールの糊がボディーに付着しているので、エナメルシンナーで拭き取る事にします。

いつもなら、水で洗い流す訳ですが、前回ベネトンB192を作製した時にデカールが流れてしまったので、ちょっと水を付けて洗うのをためらいました。

ところが、コットンにエナメル溶剤を染みこませてボディーを拭き取ると、ボディー色の色が剥げてきました。

ラッカー系塗料はエナメルシンナーに強いはずなのに、これはどういう事でしょうか。

どうやら、タミヤの缶スプレーは基本的にラッカー系塗料に分類されていますが、色によってはエナメルシンナーに弱いようです。

エナメルシンナーでボディーを拭き取るのは中止し、結局、水洗いする事にしました。

特にデカールが剥がれてしまうことなく、綺麗に糊を取り去る事が出来ました。

初めからこうしておけば良かったですね。

ただ、ちょっとボディーの発色が微妙に変わってしまいました。これはクリアーを吹き付ける事で改善されると思いますが。

とりあえず、水が乾いてからクリアーを吹く事にします。

ボディー以外にも、クリアー塗装が必要なパーツも一緒に塗装していきます。

私の場合、ホワイトのホイールにはクリアーを塗装する事にしています。その方が、アルミっぽく感じるような気がしますので。これは、好みの問題です。

ところで、ボディーのクリアー塗装は必須か?と良く聞かれますが、私は出来る事ならした方が良いと思います。意外に、本塗装を失敗しても、クリアー塗装でごまかせる場合が有ります。私の場合はクリアー塗装でごまかしているところが多いですが。多少柚子肌になっても、クリアーを吹き付けて研ぎ出しをしちゃえば分からなくなったりしますからね。

さて、クリアーの塗装ですがこのようにレーシングカーのようなデカールいっぱいの車の場合、3日間に分けて塗装していきます。

これも、今までの製作記で散々紹介してきておりますが、理由はデカールというのは非常にクリアー塗料に弱いという事。特にタミヤのデカールはデリケートなので、一気にクリアーを吹き付けるのは厳禁です。

私の場合は、1日目に極少量のクリアー塗装、2日目にたっぷりと吹き付け、3日目に垂れる寸前まで厚吹きしてフィニッシュさせるというやり方です。この方法が一番ベターとは言えませんが、私に一番あっております。写真は1回目のクリアー塗装をし終えたところ。明日は2回目の塗装をしていきます。

 

 

2005.07.15(金曜日)

今日は2回目のクリアー塗装を行います。

2回目は、たっぷりと吹き付けていきます。

昨日、デカールとの相性を見るためにかるく吹き付けておいたせいもあって、たっぷり吹き付けてもデカールがダメになる事はありませんでした。

明日は、3回目のクリアー塗装を行います。

 

 

2005.07.16(土曜日)

今日は3回目のクリアー塗装を行います。

3回目はたっぷりと垂れる寸前までクリアーを吹き付けます。

艶が出るように、意識をしながら吹き付けます。

そして、吹き付け終わったところ。なかなか良い艶を出す事が出来ました。

こちらは後方からの写真。

サイドもほどよい艶が出ている事が分かります。

3〜4日は乾燥させて、研ぎ出しに移ろうかと思います。

 

 

2005.09.19(月曜日)

こちらはクリアー塗装を終えた時点で放置してありました。

塗幕は完全に乾燥していますのですぐに研ぎ出しに入ります。

さて、どこかおかしいところは無いかと注意深く見てみたら、やはりありました。

クリアー塗料が乾燥中に内側と外側の乾燥具合の進み方が違うため、上下に分裂していました。

クリアー塗装終了後、乾燥を十分に取らなければなりませんが、乾燥させすぎるのもこういったトラブルを呼ぶみたいです。

出来れば、クリアー塗装の乾燥期間は1週間以上1ヶ月以内が安全そうです。

これはもうどうにもならないので、このまま研ぎ出しに移ります。

今回は紙ヤスリは使いません。

クレオスから研ぎ出しクロスというものが発売されていたので、今回はこれを試してみたいと思います。

1000番、2000番、3000番と、研ぎ出しに必要な荒さのクロスがセットされているので、なかなか良さそうです。

それでは、実際に使ってみました。

1000番のクロスから徐々に番手を上げていって使ってみました。

写真はまだまだ研ぎ出し途中のもの。

でも、この新製品。なかなか使えそうです。慣れないと手こずりますが、慣れたら紙ヤスリを使うより経済的で良いかも。

写真はデカールの周り等まだまだ段差があり研ぎ出さなければなりませんが、明日以降も同じ作業をしていこうと思います。

 

 

2005.09.20(火曜日)

今日も研ぎ出しを時間をかけて行っていきます。

写真はだいぶ研ぎ出したところ。

デカールの段差はほぼ消し終わりました。

この後、コンパウンドをかけて艶を出していきます。

今回使用するのはタミヤの古いコンパウンド。150円のやつです。現在はもう売っていません。

根気よくティーシャツのお古にコンパウンドを付けて磨いていきます。

ボンネット、ルーフ、リアウインドウ部のブラックの箇所を磨いてみました。

まあまあ艶が出ました。しかし、まだまだ不十分です。

進捗具合は1/3といったところでしょうか。今日はこれでおしまい。明日以降、残りの部分を磨いていこうと思います。

 

 

2005.09.22(木曜日)

前回に続き、コンパウンドでピカピカに磨いていきます。

だいたい3時間くらいタミヤの150円のコンパウンドでボディー全体を磨いていきました。

だいぶ艶が出てきました。

しかし、これで終わらないで最後にタミヤのコンパウンド、仕上げ目でフィニッシュさせます。

この仕上げ目コンパウンドは粒子が非常に細かく、クリアー塗装面がフラットであれば簡単に艶を出す事が出来ます。

このコンパウンドはすごいです。

最近は、仕上げ目で仕上げるようにしています。

なかなか良い感じに仕上がりました。
良い艶が出ているのですが、なかなか写真におさめるのは難しいです。

なにか物体を写し込めば、よりはっきり艶が出ている事がわかるのですが、とりあえず普通に撮ってみました。

これで研ぎ出しは完了です。

次回からは、シャシーの製作へと進めていきたいと思います。

 

 

2005.10.16(日曜日)

以前の作業から随分と間があいてしまいました。

まず、タイヤを組み込みます。ホイールはだいぶ前に塗装を終えておりましたので、タイヤを組み込んで、この後、エッチングパーツのテンプレートを使って、ブリジストンのマークを塗装で再現しようと思います。

とりあえず、今日は組み込むだけです。

それでは、残りの細かいパーツを一気に片づけてしまいます。

いつもなら、塗る色事にパーツの下地処理を行うのですが、今回は一気にパーツの下地処理をして、後は塗装をするのみという段階まで持っていこうと思います。

この作業、とても地味な作業で、私はとても嫌いです。

これが面倒で、ボディーまで出来上がっても、その後、挫折して押入にしまい込んでしまうという人も多いかと思います。

これだけのパーツなのですが、かなりの時間がかかりました。

今回のインパルZは、GTカーという事でシートが一つ。ラリーカーは、コ・ドライバーもいるので二つ作らなければならないのですが、一つなので楽です。

レーシングカーのシートの加工、意外に面倒部分です。

リアに強力な押し出しピン後があるのでヤスリをかけて消します。

このキットに関しては、意外と楽に消す事が出来ました。

続いて、シートベルトを通す穴を開けます。

このキットには別売りのエッチングセットの中にシートベルトセットも含まれるので、それを使用します。

デカールではやはり、リアルさに欠けますからね。

私の最近のこだわりの一つがシートベルトをエッチングの物を使用する事です。

穴は5ミリのピンバイスで3カ所穴を開け、デザインナイフでグリグリほじくり適当な大きさに加工します。

これでシートは完成です。

明日以降は集中的に塗装をしていこうかと思います。

少し完成が見えてきました。