トムス SC430 製作記3
2007.04.13(金曜日)
今日も昨日のデカール貼りの続きから。ボディーにはもちろんの事、細かいパーツにもデカールを貼っていきます。
写真はフロントグリル。ここにもデカールが用意されていました。インストを眺めている時、このグリルの黒をどうしようか悩んでいたのですが、さすがタミヤ。こういったところも、誰でも簡単にグリルを表現出来るようになっています。 このデカールのおかげで、レクサスのエンブレムも良い感じに仕上がりましたが、これの他にインレットマークも用意されているので、十分すぎる配慮です。 ※デカールフィットの付けすぎですこし破いてしまいました。 |
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ボディーにスポンサーロゴを貼り付けていきほぼ完成。
ところが、昨日貼り付けた赤いデカールが一部寸足らずになっている事に気がつきました。 でも大丈夫。予備の赤いデカールが付属されているので、それを小さく切って補修しておきました。この辺もタミヤの親切設計ですね。 ここのデカールの位置あわせは難しいので注意が必要です。 |
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補修も終わり、やっとデカール貼る作業を終了しました。
今日は約3時間半かかりました。 一晩乾燥させて、明日の晩くらいからクリアー塗装が出来ればなと考えています。 |
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やっぱりレーシングカーはスポンサーが並ぶと格好いいですね。
大変でしたが達成感はあります。大満足です。これだからレーシングカーはやめられません。 次回からはシャシーの組み立て、内装に取りかかろうと思います。 |
2007.04.17(火曜日)
実は昨日の内に1回目のクリアー塗装を行っておきました。
その時の写真から。 まず、ボディーに付着した糊の汚れなどを取るためにボディー全体を水で洗い流します。 ところが、リアの黒いデカールが剥がれ落ちてしまいました。もともとデカールの寸法もおかしかったし、一番最後にここはツヤ消し黒のメタルックでも貼る事にします。 |
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水洗いしてからボディーを十分に乾燥させて、1回目のクリアー塗装です。
最初は、デカールや塗料がクリアーの成分に負けてしまわないように表面が塗れるか塗れないか程度にとどめておきます。 軽くクリアー塗装が終了すると、24時間くらい乾燥させます。 |
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そして今日、2回目のクリアー塗装を行いました。
昨日のクリアーでデカールや塗料がだいぶ抵抗力が出来上がったので、今日は少しツヤを意識しながら塗装します。 表面が湿る程度まで吹き付けました。特に、デカールが負けたり、塗料が流れ出したりする事が無く終了しました。 インターバルを24時間開けて、明日は3回目のクリアー塗装を行いたいと思います。 |
2007.04.18(水曜日)
今日は3回目のクリアー塗装です。
今日で最後のクリアー塗装とするので、満遍なくたっぷりとクリアーを吹き付けました。 塗装直後は、このようにテロリンとしたツヤが出ております。しかし、ラッカー系のクリアーの場合、乾燥が進むにつれて塗幕が収縮し、ツヤが無くなってしまいます。 このツヤを復活させるために、乾燥後、研ぎ出しを行いますので、完全に塗幕が乾くまでしばらく放置することにします。 |
2007.04.19(木曜日)
ボディーは乾燥中なので、シャシーの製作に入ります。
シャシーのパーツは少なく、塗装指示もほとんどがセミグロスブラックなので製作は簡単です。 まずはシャシーにケースに固定用のナットを瞬間接着剤で取り付けました。 このキットをケースに入れるかどうかはまだ分かりませんが、一応ナットを取り付ける溝があったので取り付けてみました。中心に3.5ミリのピンバイスで穴を開けておきます。 |
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続いてはブレーキ。
ローターの周りに細かなボルトがモールドされています。インストでは何も指示がなかったのですが、ちょっとアクセントを付けるためにガンメタルを軽く乗せてみました。 結構それなりに仕上がったと思います。 あとはエッチングパーツのディスクを瞬間接着剤で点付けして接着すれば完成です。 |
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それではサスペンションを組み立てます。
まずはフロント側。 たったこれしかパーツがありません。 組み立ては物の数分です。 |
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続いてリア側。
こちらもフロント同様パーツはこれだけ。 あっと言う間に組み立てる事が出来ます。 |
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フロント、リアをそれぞれシャシーに接着しタイヤを付けて完成です。
ものすごいシンプルです。 見えないところはとことんオミットしたって感じです。 |
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しかし、見えるホイールの中はかなりリアルです。
ディテールアップパーツが威力を発揮しています。ブリヂストンのロゴが少しかすれてしまいましたが。 完成後も見える部分ってボディーの他はタイヤとブレーキだけなんですよね。ものすごく合理的と言えば合理的です。 タミヤの設計も割り切るようになったのでしょうか。 |
2007.04.23(月曜日)
今日はツヤ消し黒を塗装するために内装パーツにマスキングを行います。
ダッシュボードのマスキングですが、セミグロスブラックとツヤ消しブラックの塗り分けになります。 簡単な形のマスキングは、カッティングマシンを使ってマスキングシートを作製します。 寸法を測ってカドを面取すれば完成です。 |
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出来上がったシートを貼ってみました。
寸法はバッチリです。 4カ所に突起があるので、そこは丸くくりぬいてマスキングゾルを付けておきました。 ダッシュボードはこの他にもマスキングが必要なので地道に行います。 |
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そして、シート、内装にもマスキングをしてつや消しブラックを吹き付けます。
これだけのマスキングに結構な時間がかかっています。 時間をかけただけの塗り分け効果があるのでしょうか。 |
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そしてマスキングを剥がしてみました。
うぅ〜ん、悲しくなるくらい塗り分けの効果が出ていません。 つや消しブラックにはもう少しフラットベースを混ぜてメリハリを付ければ良かったですね。ちょっと後悔。 |
2007.04.24(火曜日)
今日は内装の完成目指して頑張ります。
まずはシートベルトの作製から。 ディテールアップパーツを使ってシートベルトを再現していきます。 エッチングは良いのですが、シートベルト素材がビニールっぽくて品祖に見えてしまいます。が、せっかく付属されているので使用します。 |
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着手から約1時間。なんとか完成しました。
接着には瞬間接着剤を点付けして固定しています。Gクリアー等を使うと、完成後に剥がれてしまうので、強力に接着出来る物をお薦めします。 |
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続いてはハンドル。
インストではスイッチ類の塗装指示はされていませんでしたが、何も塗装しないのは素っ気ないので適当にカラフルなソリッド色を乗せてでっち上げました。この方が模型映えすると思います。 塗装する時は前もって下地をラッカー系の白にしてからエナメル系の色を乗せてあげると発色の良い塗装に仕上がります。 |
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全ての部品が揃いましたので、シャシーに内装パーツを接着し、内装の完成です。
このキットにはシートとハンドル、アクセル・ブレーキ・クラッチにロールケージしか付いていないのでとてもシンプルです。 ロールケージの合わせ方が若干難しかったです。 |
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消火器やダクト、無線のケーブル等を追加してあげると、更に車内が引き締まると思います。
余計な物は一切無いって感じの内装です。せめて消火器くらいは有っても良かったと思います。 |
2007.04.26(木曜日)
レクサスは完成まであと少し。
今日は残った塗装を進めていきたいと思います。 給油口のシルバーが塗装するよう指示されていますが、せっかくカッティングマシンを持っているのですから、給油口の縁を自作したいと思います。 それにしても、今までのタミヤでしたらここの部分はインレットマークを付けてくれていたのですが、コスト削減でしょうか。 外側の円は4.2ミリ、内側の円を2.5ミリに設定し、アルミテープを切り抜きました。 |
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このアルミテープは100均ショップで購入した物。シルバー、レッド、ブルー、ゴールドの4色付いています。
台紙から剥がして給油口に取り付けてみると、インレットマークと変わらない仕上がりになりました。 極めて小さいカットになったので円が歪んでしまいましたが、十分ディテールアップになりました。 |
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続いてはウインドウの塗り分け。
キット付属のマスキングシートを使おうとめくってみると・・・ 何と、カットされていませんでした。 当然切れている物だと思っていたので騙されました。 |
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ここは一つ、マスキングシートも自作する事に。
ドロー系のソフトを使って、取り込んだ写真で実寸通りに型どって行きます。 |
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ポイント編集が終わるとこんな感じに。
あとは中を塗りつぶして、ビットマップ形式でこの図形を保存すれば、ステカでインポート出来るデータになります。 切り抜こうとするサイズに縮小の縦横比率を変えないで小さくし、カットしてあげると出来上がり。 言葉で説明するとこんな感じですが、実際はもっと複雑です。 |
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実際に貼ってみました。
ウインドウ部の大きなマスキングシートは自作で十分なんですが、細かいテールランプのマスキングシートは、やはりカットするのに小さすぎて、機械の能力の限界がきてしまい、作るのはあきらめました。 仕方なく、キット付属のマスキングシートを地道にデザインナイフで切り出しました。 |
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ウインドウパーツはエアーブラシで塗装するにはマスキングが不足しますので、塗料が回っては行けない箇所もマスキングします。
エッチングパーツもマスキングして、塗装する事にします。下地には前もってメタルプライマーを塗装しておきます。 |
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塗装を終えてマスキングを剥がしました。
特にはみ出るところもなく、概ね良い感じに仕上がりました。 |
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しかし、ここでミスが発覚。
インストの指示ではテールランプはレッドで塗装する指示でしたが、私はクリアーレッドで塗装してしまいました。 一気にモチベーションダウン。 さて、どうしましょうか。 もう一度マスキングしてレッドを塗装するか、もしくはクリアーレッドのままで行き、F・Gの部分にはクリアーレッドではない別の色を塗って終わりにするか。 |